マウスピース矯正とは?効果やメリット、ワイヤー矯正との違いを解説

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。
 

マウスピース矯正とは、透明で目立たないマウスピースを使って歯列を矯正する治療法です。

見た目に目立ちづらく、自由に着脱できる点から 「生活の質を落とさずに矯正できる」と近年人気を集めています。

>>マウスピース矯正の詳しい解説はこちら

一方で、 「本当に安全に矯正できるの?」 「ワイヤー矯正より質が低いんじゃないの?」 という不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、マウスピース矯正の概要や安全性、他の治療法との違い、実際の矯正症例などについて徹底的に解説します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

一目でわかる!マウスピース矯正とは?

目次

1. マウスピース矯正とは

マウスピース矯正をしている人の画像。矯正用マウスピースを装着しているが、目立たない。hanaravi提供

hanaraviの矯正用マウスピース

マウスピース矯正とは、マウスピース型の矯正装置による歯列矯正のことをいいます。

少しずつ形の異なるマウスピースを1日20時間以上装着し、一定期間ごとに交換していくことで歯並びを整えます。

マウスピース矯正は既に30年以上の歴史があり、知見も十分溜まっている安全な方法です。

利用者数も年々増加しており、以下の調査によると、世界のマウスピース矯正装置の市場規模は2030年までに323億米ドルに達すると予想されています。

Grand View Research, Inc.の新しいレポートによると、世界のマウスピース型矯正装置の市場規模は2030年までに323億米ドルに達し、予測期間中に30.08%のCAGRを記録すると予想されています。(出典:マウスピース型矯正装置の市場規模、シェア、動向分析レポート:年齢別(成人、ティーン)、エンドユーザー別(病院、単独診療、グループ診療、その他)、地域別、セグメント別予測、2023年~2030年

マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正の特徴は、大きく分けて7つあります。

マウスピース矯正の特徴

簡単に言うと、見た目に目立たない痛みも少ない食事の妨げにもならないアレルギーの心配もない、という画期的な治療法です。

特に重要なポイントは治療費が比較的リーズナブルな点です。少しでも治療費を抑えたい人にぴったりな方法です。

ただし、適応症例が限られる点や、自己管理が必要な点がデメリットです。

「自分はマウスピース矯正に向いてる?」と気になった方は、専門の歯科医師に相談しましょう。

矯正方法が合う、合わないを判断するには専門的な知識・経験が必要になるため、無料相談などを行っているクリニックに相談するのがおすすめです。

hanaraviの無料相談で最適な治療法を知ろう
hanaraviの提携医院では、マウスピース矯正だけでなくワイヤー矯正の経験も豊富な矯正専門の歯科医師が治療を担当します。hanaraviのマウスピース矯正だけでなく、インビザラインやワイヤー矯正など複数の選択肢の中からあなたに最適な治療法をご提案します。

マウスピース矯正で歯が動く仕組み

「マウスピース矯正で歯が動く仕組みが知りたい」という声が少なくありません。

そこでここでは、

について解説します。

マウスピース矯正の仕組み

マウスピース矯正では、下の画像のように、少しずつ形の異なるマウスピースを1~2週間ごとに交換していくことで継続的に歯に力をかけ、少しずつ歯列を整えていきます。

継続的に力をかけ続けることが重要なため、1日20時間程度マウスピースを装着する必要があります。

hanaraviの矯正用マウスピース。少しずつ形の違うマウスピースを交換していくことで歯列を矯正する。

hanaraviの矯正用マウスピース。 ※実際は①~⑥の間にも何枚かのマウスピースを装着し、少しずつ矯正します。今回は変化がわかりやすい段階のマウスピースを掲載しています。

 

歯が動く仕組み

歯とその周辺の組織の断面図 歯は骨から直接生えているわけではなく、歯根膜(しこんまく)によって歯槽骨(しそうこつ:歯茎の骨)に固定されています(上記の図参照)。

歯根膜は1mm以下の非常に薄い組織で、歯根部分の表面にあるセメント質と歯槽骨の間を結び付ける役割を持つ繊維性の膜(組織)です。

矯正装置により継続的に歯に圧力を加えることで、以下のことが起こります。

  • 圧がかかった側(歯が動く方向の歯の側面)の歯根膜は厚さが縮まる
  • 逆側(押されている側)の歯根膜は引っ張られ組織が伸びる
  • 圧迫された側の歯根膜に骨を溶かす細胞(破骨細胞)が出現し、スペースができる

そのスペースを利用し、歯を動かしていくことで歯並びを改善するのが歯列矯正の仕組みです。 骨形成のイメージ図。骨が破壊されたあとは骨芽細胞によって新しい骨ができるので、心配いりません。

骨が溶けるといっても、歯が動いた後には骨芽細胞によって新しい骨が作られるので心配はいりません。

マウスピース矯正では、骨や歯、周辺組織に負担がかからないよう、力のかけ方や移動距離、角度などを歯科医師が緻密に計算して最適な治療プランを作成します。

そのため、マウスピース矯正に限らず、歯列矯正は専門の歯科医師でないと治療が難しいといわれています。

マウスピース矯正が向いている人

マウスピース矯正が向いている人は、以下のような人です。

  • 抜歯しなくても治療できる人…抜歯が伴うと期間が長くなりがちなため
  • 歯列のガタつきが少ない人…軽いガタつきなら他の治療法より比較的安価なため
  • 装着時間を管理できる人…装着時間が短いと治療が長引く原因になるため
  • 骨格に問題がない人…骨格に問題があると矯正だけでは治療が難しいため
  • 矯正装置を目立たせたくない人…裏側矯正より安く目立たず治療できるため
  • なるべく安く矯正したい人…比較的リーズナブルなサービスが多いため

2. マウスピース矯正のメリット・デメリット

マウスピース矯正のメリット・デメリットキャッチ画像

この章では、マウスピース矯正のメリットとデメリットをご紹介します。

メリットだけでなくデメリットも把握しておくことで、矯正後に後悔するリスクを低減できます。

必ず確認しておきましょう。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正のメリットは、主に以下の5つです。

①矯正装置が目立たない

薄く透明なマウスピースを使用して矯正するので、見た目に目立ちにくいという点が最大のメリットといえるでしょう。

結婚式や就職活動なども見た目を気にせずおこなえるため、矯正を中断せずにライフイベントを楽しめます。

②食事や口腔ケアの際に自分で取り外せる

食事や口腔ケアの際は、マウスピースを取り外せます。

そのため、矯正をしていないときと同じように食事や口腔ケアをおこなえます。

ワイヤー矯正の場合は、どうしても装置が邪魔で食事や口腔ケアが行いづらい難点がありますが、そのストレスが一切ありません。

③従来の方法よりも痛みや違和感が少ない

マウスピース矯正は、それぞれの歯並びに合わせた薄いマウスピースを装着するため、痛みや口腔内の違和感が出づらいというメリットもあります。

従来のワイヤー矯正では、矯正装置が口腔内を傷つけ、血が出てしまったり、口腔内に違和感を感じる場合が少なくありません。

マウスピース矯正の場合も歯が動く痛みは感じることが多いですが、ワイヤー矯正に比べると痛みや違和感は非常に少ないのが特徴です。

④金属アレルギーの人でも治療が可能

マウスピース矯正は金属を使用しない矯正方法なので、金属アレルギーの人でも治療が可能です。

ワイヤー矯正でも金属フリーのものがありますが、比較的費用が高額になりがちです。

マウスピース矯正であれば、比較的安い料金で治療を行うことができ、また金属アレルギーの人でも安心して治療を行うことができます。

⑤比較的低予算で矯正できる

マウスピース矯正は、従来の矯正治療と比べて低予算で治療できるケースが多いのがメリットです。

ワイヤー矯正のように装置の定期的な調整も必要ないため、調整料もかかりません。

※クリニックによって異なる

hanaraviは月々4,700円で矯正可能
hanaraviでは、症例にもよりますが、月々4,700円という低コストから矯正治療が可能です。 また、矯正開始前に治療にかかる総額を提示し、追加の費用は頂きません。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正は、従来の矯正方法よりも比較的生活の質を落とさずに矯正できる魅力がありますが、一方でデメリットもあります。

具体的には、以下の3点です。

①マウスピース装着中は飲食できない

矯正装置を装着しているときは、基本的に水や炭酸水など以外の飲食ができません。

そのため、飲食のたびに着脱するのが億劫だという人にもおすすめできません。

ただし、マウスピースの着脱は数秒~数十秒でできるので、慣れればわずらわしさは感じなくなる人がほとんどです。

②適応症例が比較的少ない

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて適応症例は多くありません。

抜歯を行って歯を大きく動かす必要がある歯並びの場合など、マウスピース矯正が適応外のケースもあります。

マウスピース矯正は、比較的軽度な歯並びの問題に向いているといわれています。

ただ、「自分の歯並びは中程度の問題を抱えていると思っていたが、実際には軽度の問題だった」という患者さんもいます。

そのため自分の歯並びがマウスピース矯正できるかどうかは専門の医師に相談して確認するようにしましょう。

③装着時間の自己管理が必要

着脱が可能な特性上、マウスピースの装着時間を自己管理する必要があります。

装着時間が不足すると、歯列が計画通りに動かないためです。

管理といっても食事や口腔ケア以外の時間は基本的に装着していればいいのですが、頻繁に食事をする仕事をしている場合など、装着時間を守れない人には向いていません。

hanaraviなら、LINEによるマウスピースの交換日連絡、装着時間の確認など、治療終了までしっかりサポート

一緒にきれいな歯並びを目指しましょう!

3. 【症例写真】マウスピース矯正の効果と治療事例

マウスピース矯正は比較的新しい治療法なので、「本当にマウスピース矯正って効果あるの?」という疑問や不安をお持ちの方もいるでしょう。

そこで、実際にhanaraviでマウスピース矯正を行った患者様の症例について、矯正前後の画像を比較しながらご紹介します。

①すきっ歯:期間約6ヶ月・治療費30万円

すきっ歯の症例

症状 正中離開(すきっ歯)
費用 ¥300,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約6ヶ月
年齢 31歳
性別 男性
治療内容 11番、21番が正中から離れている為、そこを優先的にマウスピースで動かしてで埋める。 それに伴い上下顎の軽度のガタツキを治療。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場 合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動か すことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先 天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。 矯正治療中 に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。矯正治療に よって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。 多くの場合 は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

②出っ歯(口ゴボ):期間約8カ月・治療費45万円

上の前歯が極端に前に突き出している状態です。歯の生える向きが悪いケースのほか、顎の骨そのものが前に突き出ている「上顎前突」と呼ばれるケースもあります。 出っ歯の症例

症状 上顎前突(出っ歯)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約8ヶ月
年齢 21歳
性別 女性
治療内容 11番、21番の前突をマウスピースにて舌側傾斜させて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 こ の場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考え られます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行い ます。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがござ います。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考 えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

③ガタツキ(叢生):期間約1年・治療費45万円

歯と歯の間に隙間が空いてしまう症例を指します。歯が小さかったり、ねじれ等によってまっすぐ生えていなかったり、といった様々なことが原因で発生します。ガタツキのある歯の症例

症状 叢生(前歯のガタツキ)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約1年
年齢 28歳
性別 女性
治療内容 主訴は11番の前突、それによる歯列弓全体に及ぶ叢生をマウスピースを用いて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 こ の場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考え られます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行い ます。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがござ います。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考 えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。
hanaraviの特徴
hanaraviでは、矯正開始前に、患者さんの歯をスキャンし、詳細な3Dイメージを制作します。 矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

4. 他の矯正方法とどう違うの?|各矯正方法との比較

「他の矯正方法とどう違うの?」 という疑問を持つ人のために、他の矯正方法との比較表を作りました。

また、それぞれの矯正方法について詳しく解説もしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. 表側矯正との違い
  2. 裏側矯正との違い
  3. セラミック矯正との違い

矯正方法の比較表。マウスピース矯正の特徴は、目立ちにくい、自分で着脱可能、痛みが比較的少ない、食事の邪魔にならない、歯磨きしやすい、費用が比較的安価な点。適応症例は出っ歯、すきっ歯、受け口、八重歯、がたつきのある歯並び。快適さは◎、治療期間は1~2年。費用の目安は60~100万円(部分矯正の場合10~40万円)。表側矯正(ワイヤー矯正)の特徴は、適応症例が多い、矯正装置が目立つ、痛みや違和感が比較的強い、食事や口腔ケアがしにくい点。適応症例は、出っ歯、すきっ歯、受け口、八重歯、がたつきのある歯並び、歯を大きく動かす必要のある歯並び。快適さは△、治療期間は2年程度。費用目安は60~130万円(部分矯正の場合30~60万円)。裏側矯正(ワイヤー矯正)の特徴は、適応症例が多い、目立ちにくい、費用が比較的高額、食事や口腔ケアがしにくい、口内炎ができやすい、喋りづらい点。適応症例は表側矯正と同様。快適さは×。tiryoukika年程度。費用目安は100~170万円(部分矯正の場合40~70万円)。セラミック矯正の特徴は、治療期間が短い、健康な歯を削る必要がある、神経を取る場合がある、噛み合わせは治療できない、痛みが出ることがある、費用が高額、歯の色も選べる点。適応症例はマウスピース矯正と同様。快適さは◎。治療期間は即日~数ヶ月程度。費用目安は1本あたり8~18万円。

(1)表側矯正(ワイヤー矯正)との違い

表側矯正とは、ブラケットと呼ばれる部品を歯の表面につけ、ワイヤーの力によって歯を動かす矯正の種類のことです。

最も歴史のある矯正方法であるため、医師たちの経験・知識も豊かであり、また多くの矯正歯科で導入されています。

大きく歯を動かす歯並びに適している方法だといえます。

費用の相場は60~130万円(※部分矯正の場合は30~60万円)で、矯正期間の目安は2年程度です。

表側矯正のメリット・デメリットは以下のとおりです。

費用の相場は60~130万円(※部分矯正の場合は30~60万円)で、矯正期間の目安は2年程度です。マウスピース矯正と比べた場合の表側矯正の矯正のメリットは、適応症例が多い、重度の症例にも対応可能な点、装着時間等の自己管理が不要な点、矯正期間が短く済むケースも多い点です。逆に、デメリットは、矯正装置が目立ちやすい点、比較的費用が高額な点、痛みや不快感が出やすい点、食事の際に食べ物が挟まりやすい点、定期的な調整が必要な点です。

(2)裏側矯正(ワイヤー矯正)との違い

裏側矯正とは、歯の裏側(舌側)にワイヤー型の矯正装置をつけ、歯を動かしていく矯正の種類のことです。

表側矯正と比べて、医師の高い技術が必要になり、また費用も高くなってしまう点がデメリットです。

しかし、歯を大きく動かすことに向いているほか、表側矯正よりも矯正中の見た目が目立たないというメリットがあります。

費用の相場は100~170万円(※部分矯正の場合は40~70万円)で、矯正期間の目安は3年程度です。マウスピース矯正と比べた場合の裏側矯正のメリットは、適応症例が多い、重度の症例にも対応可能、装着時間の自己管理が不要な点です。デメリットは、費用が高額になりやすい点、痛みや不快感が出やすい点、食事の際に食べ物が挟まりやすい点、定期的な調整が必要な点。

(3)セラミック矯正との違い

セラミック矯正は、セラミック製の被せ物(人工補綴物)を使って歯並びや歯の色、歯の形を改善させる治療方法です。

ワイヤー矯正やマウスピース矯正とは違い、歯並び自体を変えることはできませんが、短期間で見た目を綺麗に整えることができるのが魅力です。

ただし、健康な歯を削る必要があったり、定期的なメンテナンスが必要な点など、リスクも大きいことを覚えておきましょう。

費用は1本あたり8~18万円と、他の治療法に比べて比較的高額です。 マウスピース矯正と比べた場合のセラミック矯正のメリットは、短期間で見た目を綺麗にできる点、歯の色まで整えられる点、装着時間等の自己管理が不要な点です。デメリットは、費用が比較的高額な点、健康な歯を削る必要がある点、治療後もメンテナンスが必要な点です。

hanaraviは矯正経験豊富な専門歯科医が対応
hanaraviでは、矯正治療の専門知識が豊富な、専門の歯科医師のみと提携しています。 患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

5. 【体験談】どんな基準で矯正方法を選んだ?実際の声を紹介

実際に矯正治療を受けた人から、矯正方法を選んだ基準や良かった点、後悔している点などについて体験談を寄せていただきました。

これから矯正を受ける人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(1)ワイヤー矯正を選んだAさんの体験談

「当時はマウスピース矯正についてあまり知らなかったので、なんとなくワイヤー矯正を選びました。 支払い方法については、一番総コストが低い方法をとりたかったので、一括払いを選びました(分割払いだと総額が高くなると案内されたため)

ワイヤー矯正で気になったのは、思いのほか痛みが強かったことです。ワイヤーのせいで口のなかがズタズタになり、はじめのうちは痛すぎて食事も困難なほどでした。

マウスピース矯正ならもっと安い料金で治療できただろうし、痛みも弱くて済んだだろうと思います。 自己管理が上手で、長時間マウスピースを装着できる性格の人であれば、マウスピース矯正をおすすめします」

(2)マウスピース矯正を選んだBさんの体験談

「見た目が目立つワイヤー矯正は嫌だったので、友人もやっていたマウスピース矯正を選びました。

診察のたびに6,000円かかる処置別支払い制のクリニックでしたが、歯科医師の意向で何度も矯正計画が変更になり、期間が伸び、総額費用も増えてしまったのが不満でした(結果的に140万円ほどかかりました)。

なので、トータルフィー制のクリニックを選べばよかったと思うこともあります。 あるいは、より短い期間で大きく歯を動かせるワイヤー矯正を選んでもよかったのかな、と思うこともあります。

料金だけではなく、歯科医師が自分に合っているか、最短期間で治療を行ってくれるかを確認するのが重要だと思います」

(3)マウスピース矯正を選んだCさんの体験談

「複数の場所でカウンセリングを受けながら慎重にクリニックを選んでいたので、治療をはじめるまで時間がかかりました。 結局、より安い方法を選びたかったので、マウスピース矯正にしました

ただ、マウスピース矯正は、症状によってはワイヤー矯正とほとんど変わらない値段になるので、『安い』と思い込みすぎないようにしたほうが良いと思います。

当時は学生で、まとまったお金を用意することができなかったので、分割払いを選びました。 マウスピース矯正はマウスピースの脱着ができる分、自己管理が必要になります。

治療のゴールを意識してモチベーションを保つことが重要だと感じました」

hanaraviは月々4,700円で矯正可能
hanaraviでは、症例にもよりますが、月々4,700円から矯正治療が可能です。 また、矯正開始前に治療にかかる総額を提示し、追加の費用は頂きません。

6. マウスピース矯正をする矯正歯科を選ぶ3つのポイント

矯正歯科を選ぶ際、気を付けたいポイントが3つあります。

歯科矯正はクーリングオフができないため、一度契約してしまうと原則契約の破棄はできないので注意しましょう。

あなたに合った歯科医院を見つけて、理想の歯並びを手に入れましょう。

特に治療ゴールイメージとそのゴールを実現させる能力です。

そういった能力を持っている歯科医師は、ワイヤーでの矯正も多く経験を積んできた歯科医師なので、そういった歯科医師を選ぶと間違いは少ないでしょう。

(1)歯科医師の質が高いクリニックを選ぶ

1つ目のポイントは「歯科医師の質が高いクリニックを選ぶこと」です。

従来の矯正と同様、マウスピース矯正でも、治療をおこなう歯科医師の治療技術が非常に重要です。

特に、治療ゴールのイメージと、そのゴールを実現させる能力があるかどうかを見極める必要があります。

ですが、歯科知識のない人がそれを見極めるのは至難の業。

そこでクリニックを選ぶ基準になるのが、日本矯正歯科学会の認定医や指導医を取得している歯科医師が在籍しているかどうかです。

日本矯正歯科学会とは
全国各地の7,000人程度の会員で構成される、日本を代表する歯科矯正学の学術団体のことです。日本矯正歯科学会では、歯科矯正において適切な知識と経験を持つ医師を「認定医」「指導医」「臨床指導医」として認定しています。

矯正歯科の経験やスキルを確かめるためにも、担当する歯科医師が「認定医」や「指導医」なのか確認するといいでしょう。

日本矯正歯科学会では、歯並びの審美的な問題だけではなく、咬み合わせなどの機能面や、最新の医療技術を駆使した矯正の研修等を行っています

そこで研鑽を積んだ歯科医師を選べば、安心して治療を受けることができるはずです。

(参考文献:マウスピース矯正装置による治療に関する見解|日本矯正歯科学会

(2)治療前の説明を丁寧におこなってくれるか

技術があるというだけでなく、治療前の説明を丁寧にしてくれるかも重要です。

治療計画や費用、リスクなどを事前に説明してくれるクリニックを選びましょう。

説明も十分にせず検査や契約をすすめてくるクリニックは要注意です。

また、クリニック側が説明したにも関わらず患者側がよく聞いていなかった、忘れてしまったというケースも少なくありません。

説明をなんとなくで聞き流さず、しっかり確認し、疑問点を解消しておくことを忘れないようにしましょう。

(3)自分に合った矯正装置を選ぶことができるか

3つ目のポイントは「自分に合った矯正装置を選ぶことができるか」です。

マウスピース矯正を希望していても、実際に診断をしてみると適応外になる可能性もあります。

そのときに、別の最適な治療方法を提案してもらえるクリニックを選ぶと良いでしょう。

歯科矯正では、さまざまな種類の矯正装置があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

クリニックによって取り扱っている矯正方法やマウスピース矯正ブランドは異なるため、ワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらも選べるクリニックを選ぶことをおすすめします。

>矯正方法の比較表はこちら

7. 代表的なマウスピース矯正ブランド

代表的なマウスピース矯正ブランドをご紹介します。

(2)hanaravi(ハナラビ)

hanaravi(ハナラビ)は、株式会社DRIPSが運営するマウスピース矯正ブランド。

創業者で医師の各務康貴が、救命救急の現場で「口腔環境を良くすることで、救える命を増やせないか?」と感じたことから始まったサービスです。

最低限の通院回数(通常1~3回程度)で、自宅にいながら歯列矯正を進められます。

hanaraviの最大の魅力は、最初に提示された料金だけで矯正をおこなえる点。

多くの場合、アタッチメントやディスキング(歯の研磨)の処置には別途費用がかかりますが、hanaraviなら無料です。

また、指示通りにマウスピースを着用してもプラン通りに歯が動かなかった場合、そのプラン通りになるまで無料でプランの再作成をしてもらえます。

365日対応しているLINEサポートもあり、歯科医師との連携も密におこなっているため、通院回数が少なくても安心して矯正を進められるのも嬉しいポイントです。

矯正用マウスピースの厚みはおよそ0.5mmほどで、違和感の少ない装着感が魅力です。

hanaraviの特徴

  • 処置料が矯正費用に含まれている(トータルフィーシステム)
  • 原則追加費用が発生しない
  • 契約前に矯正後の歯並びを確認できる
  • 365日対応のメディカルチームサポート
  • プラン契約者はリテーナー(保定装置)が1セット無料

hanaraviの料金・矯正期間

hanaraviの料金プランは、3つです。

プラン

料金

矯正期間の目安
Basicプラン (軽度な歪みやガタつきがある場合)

月々1.65万円(税込)/24回

または一括払い33万円(税込)

5〜7ヶ月
Mediumプラン (軽〜中度な歪みやガタつきがある場合)

月々3.3万円(税込)/18回

または一括払い49.5万円(税込)

7〜10ヶ月
Proプラン (中度以上の歪みやガタつきがある場合)

月々3.3万円(税込)/24回

または一括払い66万円(税込)

8〜18ヶ月

※横スクロールで全文表示できます。 hanaraviについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

hanaraviの口コミ、料金、メリット、デメリット、受診の流れを徹底解説 hanaraviの口コミ、料金、メリット、デメリット、受診の流れを徹底解説

(2)インビザライン

インビザライン(invisalign)は、アライン・テクノロジー社が提供する世界トップクラスの治療実績を誇るマウスピース矯正ブランドです。

新しい素材の導入や研究など、独自のテクノロジーを用いた矯正システムです。

世界で最も浸透しているマウスピース矯正ブランドのひとつで、利用者数はアジア太平洋地域だけでも100万人を突破(2020年現在)しています。

また、2022年には「インビザライン・システム」が歯列矯正装置として初めてグッドデザイン賞を受賞しています。

自分で自由に着脱可能なマウスピース(アライナーと呼ぶ)を装着し、1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換していくことで理想の歯並びを目指します。

インビザラインの特徴

  • 適応症例が多い
  • 通院回数はクリニックによる
  • 取り扱っている歯科医院が多い
  • 世界で最も利用者が多い
  • 契約前に矯正後の歯並びを確認できる

インビザラインの料金・矯正期間

インビザラインの料金・期間は以下の通りです。 インビザラインとは|費用や期間・ワイヤーや他のマウスピース矯正との違いを解説

(3)その他のマウスピース矯正ブランド一覧

マウスピース矯正ブランドを比較しやすいよう、一覧表にしてみました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

  費用 矯正期間 矯正範囲 通院の有無
hanaravi ・33万円(Basic) ・49.5万円(Medium) ・66万円(Pro) ※プランにより異なる ・5~7カ月(Basic) ・7~10カ月(Medium) ・8~18カ月(Pro) ※プランにより異なる 部分~全体矯正 通院不要
Oh my teeth ・33万円(Basic) ・66万円(Pro) ※プランにより異なる ・平均3か月(Basic) ・平均6カ月(Pro) ※プランにより異なる 部分~全体矯正 通院不要
キレイライン 23.1~41.8万円 ※回数で料金変動 5カ月~1年3カ月 部分矯正 通院あり(1.5~3カ月に1回)
インビザライン 20~100万円 ※回数で料金変動 3カ月~3年 部分~全体矯正 通院あり(1~3カ月に1回)
アソアライナー 10~40万円 ※回数で料金変動 4カ月~1年半 部分矯正 通院あり(1か月に1回)
ホワイトライン 22~46.2万円 ※回数で料金変動 3カ月~9カ月 部分~全体矯正 通院あり(2か月に1回)
クリアコレクト 15~70万円 ※回数で料金変動 3週間~3年 部分~全体矯正 通院あり(1カ月に1回)
ウィ・スマイル 10~66万円 ※回数で料金変動 1カ月半~10カ月 部分~全体矯正 通院あり(1カ月に1回)

※横スクロールで全文表示できます。

8. マウスピース矯正をおこなうプロセス

マウスピース矯正の流れ

マウスピース矯正をおこなう際の流れをご紹介します。

契約前から契約後までのプロセスを解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. カウンセリング
  2. 検査・診断
  3. 矯正期間
  4. 保定期間

(1)カウンセリング

まずは、歯科医院でカウンセリングを受けます。

歯科医師が口腔内のチェックをおこない、マウスピース矯正が適しているか、また費用や治療期間などについておおよその目安を伝えられます。

hanaravでは無料相談を実施しています
hanaraviでは、カウンセリングだけなら無料で受けられます。矯正専門の歯科医師が、hanaravi以外の方法も含め、あなたに最適な治療方法を提案します。 

(2)検査・診断

カウンセリングの内容に納得できたら、精密検査を受けます。

数週間後、そのデータをもとに作成した治療計画(プラン)を提示してもらいます。

治療計画に納得できたら、いよいよマウスピース矯正の開始です。

hanaraviでは、検査結果をもとに詳細な3Dイメージを制作します。

矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで契約するので安心です。八重歯の矯正シミュレーション画像

(3)矯正期間

矯正期間中は、矯正用マウスピースを1日20時間ほど装着します。

1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、すべてのマウスピースを装着し終わったときに、プラン通りの歯並びになっていれば矯正完了です。

矯正期間中は通常、数ヶ月ごとに経過観察や処置のために通院する必要がありますが、hanaraviなどのマウスピース矯正ブランドは、オンラインで経過観察ができます。

そのため処置の必要がなければ定期的な通院が必要ないのがメリットです。

またhanaraviでは、指示通りに装着したにもかかわらずプラン通りに歯が動かなかった場合は、当初のプラン通りになるまで無料でプランを再作成できます。

矯正が終了するまで責任を持ってサポートするので、安心して矯正をすすめられます。

(4)保定期間

矯正終了後は、保定期間に入ります。

保定期間とは、矯正後の後戻りを防ぐためにリテーナーと呼ばれる保定装置を装着する期間のことです。

矯正後にリテーナーを装着しなかった場合、高い確率で後戻りするといわれているため、必ず装着しましょう。

リテーナーの種類やクリニックによっては保定期間も定期的な通院が必要な場合があります。

保定期間は1~2年で、リテーナーの費用相場は2~3万円程度です。

マウスピース型のリテーナーの場合は装着するにつれて劣化したり変形、破損することがあるので、予備のリテーナーを持っておくと安心です。

hanaraviでは、せっかく綺麗になった歯並びを維持していただくために、プランご契約者さま全員にテーナーを無料でプレゼントしています。

9. マウスピース矯正に関するよくある疑問

マウスピース矯正に関するよくある疑問にお答えします。

(1)マウスピース矯正の治療は何年かかる?

もとの歯並びの状態にもよりますが、マウスピース矯正の治療期間の目安は、1~2年です。

軽度の不正咬合や部分矯正の場合は数ヶ月で治療が完了するケースもあります。

(2)一日何時間マウスピースをつける?

1日20時間はマウスピースを装着する必要があります。

装着時間が短いと歯が計画通りに動かず、治療期間が長引いてしまったり、追加費用が発生してしまう可能性もあります。

(3)マウスピース一枚でどれぐらい歯が動く?

マウスピース矯正ブランドにもよりますが、通常マウスピース1枚で0.25mm程度歯が動きます。

急激に動かしてしまうと歯や周辺の組織を傷つけてしまう可能性があるため、一気に何ミリも動かすことはできません。

(4)マウスピース矯正ってどれぐらい痛い?

マウスピース矯正の痛みに耐えられるか不安な人は多いですよね。

マウスピース矯正に限らず、矯正治療は多かれ少なかれ痛みが発生しやすいものです

ただ、我慢できないほど痛い、また激しい痛みを感じることはほどんどありません。

また、hanaraviがおこなったアンケートでは、ほとんど痛い期間がなかった人が約37%でした。

痛みを感じた場合でも、装着後3日ほどでほとんどの人が痛みを感じなくなったと答えています。

(5)マウスピース矯正が向いていない歯並びは?

マウスピース矯正が向いていない歯並びとして、以下の症例が挙げられます。

  • 重度の不正咬合
  • 歯並びではなく骨格に問題がある場合

また、装着時間を自己管理する必要があるので、管理に自信のない人も難しいでしょう。

hanaraviでは、マウスピースの装着や交換タイミングをLINEで教えてくれます。

「自己管理できないけどマウスピース矯正したい!」という人におすすめです。

(6)矯正ブランドによって治療効果が違うの?

「マウスピース矯正ブランドによって治療効果が違う」というというよりは、「マウスピース矯正ブランドによって治療できる範囲が異なる」といった方が正しいでしょう。

実際、歯を動かす仕組みはどのマウスピース矯正ブランドでも変わりません。

部分矯正のみに対応しているブランドもあれば、部分矯正も全体矯正も対応しているブランドもあります。

代表的なマウスピース矯正ブランドの概要やサービス内容についてはこちらの章で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてくださいね。

10. マウスピース矯正ならhanaravi(ハナラビ)

マウスピース矯正を検討しているなら、まずはhanaraviにご相談ください。

矯正費用がリーズナブルなだけでなく、マウスピースの交換タイミングのリマインドや経過観察、矯正中のお困りごとなど、サポートを365日受けられます。

また、hanaraviではプランご契約者様に、矯正後の後戻りを防ぐためのリテーナー(保定装置)を無料で1セットお渡ししています。

通常、矯正治療の費用にはリテーナーは含まれないため、リテーナーを作らずに後戻りしてしまう人は少なくありません。

ですが、「一人でも多くの人の口腔内の環境を良くすること」を目指しているhanaraviでは、矯正中だけでなく矯正後も患者様に寄り添っていきたいと考えています。

その想いに賛同してくださった矯正専門の歯科医院のみと提携しているので、ぜひ安心して無料相談にお越しください。

公式LINEアカウントから症状別の費用目安がチェックできますので、まずはお気軽にご確認ください。 hanaraviのLINE公式アカウントで費用チェック!

監修歯科医師のご紹介

セレスタ麻里子(歯科矯正医師)

セレスタ麻里子 (矯正専門歯科医師 渋谷F&B矯正歯科・東京

神奈川歯科大学歯学部卒。神奈川歯科大学歯学部歯科矯正学講座。日本矯正歯科学会。歯科矯正で15年のキャリアを持ち、ワイヤー矯正(表・裏)だけでなく、マウスピース矯正も専門とする。