【顔が変わる?】マウスピース矯正のリアルな変化を解説!実際の症例を紹介

【顔が変わる?】マウスピース矯正のリアルな変化を解説!実際の症例を紹介

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。
 

「マウスピース矯正でどのくらい変化するの?」

という疑問をお持ちの方が多いようです。

マウスピース矯正は比較的新しい矯正方法なので、疑問に思うのも無理ないですよね。

そこでこの記事では、

などについて解説します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. マウスピース矯正とは

マウスピース矯正について、具体的にどのような方法なのか解説します。

また、メリット・デメリットの両方を知っておくと、後々後悔するリスクを低減できるので、併せてチェックしてみてくださいね。

  1. マウスピース矯正とは?
  2. マウスピース矯正のメリット・デメリット
  3. マウスピース矯正の費用相場

(1) マウスピース矯正とは?

hanaraviのマウスピース矯正を装着している画像。透明で目立たない。

hanaraviのマウスピース

マウスピース矯正とは、マウスピース型の矯正装置による歯列矯正のことをいいます。

少しずつ形の異なるマウスピースを1~2週間ごとに交換していくことで、歯列を綺麗に整えます。

歯を動かすためには、1日20時間程度マウスピースを装着する必要があります。

マウスピース矯正は比較的新しい矯正方法ではありますが、既に30年以上の歴史があり、知見も十分溜まっている安全な方法です。

利用者数も年々増加しており、以下の調査によると、世界のマウスピース矯正装置の市場規模は2030年までに323億米ドルに達すると予想されています。

Grand View Research, Inc.の新しいレポートによると、世界のマウスピース型矯正装置の市場規模は2030年までに323億米ドルに達し、予測期間中に30.08%のCAGRを記録すると予想されています。(出典:マウスピース型矯正装置の市場規模、シェア、動向分析レポート:年齢別(成人、ティーン)、エンドユーザー別(病院、単独診療、グループ診療、その他)、地域別、セグメント別予測、2023年~2030年

治療期間は1~2年ですが、部分矯正の場合は数ヶ月で完了する場合もあります。

(2) マウスピース矯正のメリットとデメリット

マウスピース矯正のメリットとデメリットは、以下のような点です。

マウスピース矯正のメリットは、見た目が目立ちにくい点、自分で取り外しできる点、違和感が少ない点、金属アレルギーでも対応できる点です。デメリットは、すべての歯並びに対応できるわけではない点、自己管理が必須な点、咬合位不安定性が生じる可能性がある点です。 

マウスピース矯正のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

hanaraviは矯正経験豊富な専門の歯科医師が対応
hanaraviでは、矯正治療の専門知識が豊富な、専門の歯科医師のみと提携しています。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

(3)マウスピース矯正の費用相場

マウスピース矯正の費用相場は、全体矯正で60~100万円、部分矯正の場合は10~40万円です。

クリニックや矯正ブランドによって異なるので、

矯正費用については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

この画像は、医療費控除を使って○○円お得になる方法を紹介する記事キャッチ画像です。画像には若い女性が考えるようなポーズをしており、医療費控除に関する質問が大きな文字で書かれています。具体的には、「医療費控除を使うと費用は戻ってくる?支払い方法は何がある?」という質問が示されています。 大人の歯科矯正の値段は?方法別の費用相場や料金、支払方法や控除の仕組みまで解説!

2. 実際のマウスピース矯正の過程と変化・症例

実際のマウスピース矯正の過程、変化を知りたいという声が少なくありません。

この章では、マウスピース矯正の変化について、実際のマウスピースや症例と共に解説します。

  1. マウスピース矯正の過程と変化
  2. 実際の歯並びの変化|症例
  3. 歯並びの変化が感じられる時期
  4. マウスピース矯正の治療期間

(1) マウスピース矯正の過程と変化

hanaraviの矯正用マウスピースの変化の過程。少しずつ形の違うマウスピースを交換していくことで歯列を矯正する。左上のマウスピースでは前歯2本が顕著に出ているが、右下の最後のマウスピースでは、前歯が歯列におさまり、綺麗な歯並びになっている。

hanaraviの矯正用マウスピース。 ※実際は①~⑥の間にも何枚かのマウスピースを装着し、少しずつ矯正します。今回は変化がわかりやすい段階のマウスピースを掲載しています。

上記の画像は、hanaraviの矯正用マウスピースです。

左上が矯正開始時のマウスピースで、右下が矯正終了時のマウスピースです。

歯並び自体もマウスピースの形に合わせて変化します。

この症例では前歯2本が突出していましたが、矯正終了時は歯列におさまり、きれいな歯並びになっています。

このように、少しずつ形の異なるマウスピースを1~2週間ごとに交換していくことで、最終的にきれいな歯並びになるよう歯を動かしていきます。

※あくまで例のため、すべての方が同じように変化するわけではありません。変化の変遷は個人の歯並びによります。

hanaraviの特徴
hanaraviでは、矯正開始前に、患者さんの歯をスキャンし、詳細な3Dイメージを制作します。
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

(2) 実際の歯並びの変化|症例

実際にhanaraviで矯正を行った患者様の症例について、矯正後の画像と比較しながらご紹介します。

①すきっ歯

すきっ歯の症例

症状 正中離開(すきっ歯)
費用 ¥300,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約6ヶ月
年齢 31歳
性別 男性
治療内容 11番、21番が正中から離れている為、そこを優先的にマウスピースで動かしてで埋める。 それに伴い上下顎の軽度のガタツキを治療。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先 天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

②出っ歯(口ゴボ)

上の前歯が極端に前に突き出している状態です。歯の生える向きが悪いケースのほか、顎の骨そのものが前に突き出ている「上顎前突」と呼ばれるケースもあります。 出っ歯の症例

症状 上顎前突(出っ歯)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約8ヶ月
年齢 21歳
性別 女性
治療内容 11番、21番の前突をマウスピースにて舌側傾斜させて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

③ガタツキ(叢生)

歯と歯の間に隙間が空いてしまう症例を指します。歯が小さかったり、ねじれ等によってまっすぐ生えていなかったり、といった様々なことが原因で発生します。

ガタツキのある歯の症例

症状 叢生(前歯のガタツキ)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約1年
年齢 28歳
性別 女性
治療内容 主訴は11番の前突、それによる歯列弓全体に及ぶ叢生をマウスピースを用いて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。
hanaraviの特徴
hanaraviでは、矯正開始前に、患者さんの歯をスキャンし、詳細な3Dイメージを制作します。 矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

(3) 何枚目から歯並びの変化が感じられる?

マウスピース矯正による歯並びの変化が感じられるようになるまでには、早くとも3ヶ月ほどかかるでしょう。

1枚を1~2週間装着するとして、単純計算で8枚~12枚目から変化を感じられるということです。

マウスピース矯正で歯を動かす範囲は、通常1枚で約0.25mmほどのため、8枚で2mm、12枚で3mmほど動く計算になります。

2~3mmというと小さな変化に感じられるかもしれませんが、歯が2~3mm動くというのは大きな変化です。

ただ、変化の感じ方は人それぞれなので、これより早く変化を感じる人もいれば、半年ほど経ってから感じる人もいます。

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矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

(4) マウスピース矯正の治療期間

マウスピース矯正の治療期間は、1~2年程度です。

軽症で、部分矯正の場合は数ヶ月で完了することもあります。

歯を動かす範囲や歯並びの悪さによって期間は変わってくるので、あなたの歯並びがどのくらいで変化するか知りたい場合は、一度歯科医師の診断を受けましょう。

hanaraviでは、無料相談をおこなっています。

あなたの歯並びを治療するのに必要な期間や費用について無料でお伝えできるので、ぜひ一度来てみてくださいね。

3.マウスピース矯正で感じやすい変化

マウスピース矯正で変化を感じる部分は、歯並びだけではありません。

以下のような変化を感じる人もいます。

口が自然に閉じられるようになる

歯並びが原因で口が閉じにくい人は、マウスピース矯正をすることで口が自然に閉じられるようになる人もいます。

顎に梅干しのようなシワが寄ったり、口を閉じても口元が盛り上がった状態(口ゴボ)になるような人は、矯正での変化を感じやすいでしょう。

横顔がきれいになる

マウスピース矯正で口ゴボや出っ歯などが軽減されると、横顔のEラインが綺麗に出るようになります。

こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Eラインとは?手術は必要?歯科矯正で横顔をキレイにする方法

小顔になったように感じる

歯並びの乱れによって過度に顎に力がかかり咬筋が発達している人の場合は、マウスピース矯正で改善する可能性があります。

顎への負担が軽減されてエラがスッキリし、小顔になったように感じる人が少なくありません。

ほうれい線が薄くなる

マウスピース矯正によって不正咬合が改善すると、ほうれい線が薄くなることもあります。

これは、表情筋がうまく働くようになるためや、八重歯の改善によるものです。

八重歯の場合、上唇がめくれたような形になりやすいため、口を動かす際に頬と口の端の境い目が折り込まれます。

それが軽減することで、ほうれい線が薄くなります。

hanaraviは矯正経験豊富な専門の歯科医師が対応
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患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

4.マウスピース矯正で変化を実感した人の声

マウスピース矯正で変化したと感じた人の声を集めました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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5.マウスピース矯正で治療できる歯並び

歯並びの状態によってはマウスピース矯正が適していない場合もあります。

この章では、マウスピース矯正で治療できる歯並び(不正咬合)をご紹介します。

自分のケースが治療できるかわからない人は、一度歯科医師の診断を受けましょう。

叢生(八重歯)

叢生(不正咬合)のイラスト

八重歯を含む叢生(そうせい)は、マウスピース矯正で治療することができます。

叢生は、永久歯が綺麗に並ぶスペースが足りず、重なり合って生えている状態を指します。また、乳歯が早く抜けてしまった場合も叢生になることがあります。

一般的な表現では「ガタガタの歯並び」などとも呼ばれ、あごの小さい日本人にもっとも多い症例だと言われています。

叢生の患者様は、歯ブラシが歯1本1本に届かない場合も多く、放置しておくと虫歯や歯周病、口臭の原因にもつながります。

下顎前突症(受け口)

下顎前突症(受け口)のイラスト

受け口とは、下あごが上あごよりも前に出ている歯並びです。

遺伝的な影響で起こる場合も多いですが、上あごの前歯の角度が内側に入りすぎていることや、口呼吸するクセがある人が受け口になりやすい傾向にあります。

受け口を治さないでおくと、咀嚼がうまくできずに顎関節症になってしまったり、胃腸に負担がかかってしまうといった影響が出ます。

上顎前突症(出っ歯)

上顎前突症(出っ歯)のイラスト

受け口の反対で、上あごが下あごより出ている歯並びが出っ歯です。

出っ歯も遺伝的要素が関係していますが、前歯が大きい、乳幼児期に指しゃぶりを長くしていた、舌で歯を押すクセがあるといったことも原因となります。

出っ歯を放置しておくと、唾液が不足してドライマウスになり、虫歯や歯周病、口臭の原因になったり睡眠障害を起こすこともあります。

開咬

開咬のイラスト

開咬は、奥歯の噛み合わせは合うが、前歯が閉じないケースを言います。

指しゃぶりや舌癖、あごの骨の形状が原因で起こる歯並びです。開咬をそのままにしておくと、前歯が合わないため、奥歯に負担がかかります。

奥歯の負担が大きくなることで奥歯がかけたり、抜ける可能性が高くなり、歯の寿命が短くなる人も少なくありません。

空隙歯列(すきっ歯)

空隙歯列(すきっ歯)のイラスト

歯と歯の間隔が広いすきっ歯は、歯が小さい、もともとどこかの歯が抜けている、舌癖などが原因で起こります。

頬杖をついたり、横向きで寝るクセがあるなど普段の生活習慣によってすきっ歯になるケースもあります。

すきっ歯のままだと、虫歯や歯周病になりやすく、食べ物をしっかり咀嚼できないことで、胃腸にも負担をかけます。

また、歯の間から空気が抜けることで発音がしづらくなり、滑舌が悪くなる人もいます。

過蓋咬合(ディープバイト)

過蓋咬合(ディープバイト)のイラスト

過蓋咬合は、上の歯が下の歯に深く被さってしまう症例で、「噛み合わせが深い」などとも表現されます。

下あごの動きが制限されることで、顎関節症につながるおそれがあるほか、噛み合わせが悪いので正しくないところに力が入りすぎてしまい、詰め物や被せ物が壊れやすくなる傾向にあります。

過蓋咬合の原因には、遺伝的要因や、歯の生え方に傾きがある場合、奥歯を抜歯して放置したままや、下唇を噛むクセなどがあります。

6. マウスピース矯正についてよくある質問

マウスピース矯正での歯列の変化について、よくある質問にお答えします。

Q1.マウスピース矯正は1日何時間装着するの?

マウスピース矯正では、1日20時間以上マウスピースを装着することが推奨されています。

装着時間が短いと、治療計画通りに歯が動かない可能性があります。

基本的には食事や口腔ケアの時間以外は装着しておくようにしましょう。

Q2.マウスピース矯正4日目でも痛い?

4日目でも痛みがある場合もありますが、基本的には装着後数日で痛みはおさまるといわれています。

また、装着するにしたがって痛みが強くなる、また激しい痛みが生じた場合はすぐにかかりつけの歯科医師に相談しましょう。

hanaraviなら365日サポートが受けられる
hanaraviでは、LINEを使った相談・サポート体制を整えています。
アクシデントや不安な点があるときは、いつでもご相談いただけます。

Q3.インビザラインはどれくらいで変化がわかる?

インビザラインに限らず、マウスピース矯正では1枚のマウスピースで0.25mm程度歯を動かします。

早い人で3ヶ月、通常半年ほどで変化がわかる人が多いでしょう。

Q4.マウスピース矯正で変化を実感しやすいのはどんな人?

マウスピース矯正で変化を実感しやすいのは、以下のような人です。

  • マスクをすると美人だと言われる人
  • 歯並びが口元の形に影響している人
  • 歯並びが原因で表情筋が衰えている人

7.hanaraviの3Dシミュレーションなら事前に変化が見える

マウスピース矯正のhanaraviでは、矯正前に歯並びをスキャンし、3Dで矯正前~矯正後の歯並びを確認できます。

「事前に変化がわかるから、モチベーションを高く保ちやすい」と評判です。

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