Eラインとは?手術は必要?歯科矯正で横顔をキレイにする方法

大分大学医学部卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事。若年層に予防や多くの臓器にアプローチするため口腔環境に興味を持ち、マウスピース矯正hanaraviを手掛ける株式会社DRIPS創業。
 

7Eラインとは、鼻先から顎先を結ぶ直線のことで、美しい横顔の基準とされています

Eラインが崩れる原因と治療方法には、下記のように様々なものがあります。

原因 治療方法例
出っ歯が原因となるケース マウスピース矯正・ワイヤー矯正
受け口が原因となるケース マウスピース矯正・ワイヤー矯正
顎の位置が原因となるケース 外科手術

この記事では、理想のEラインに近づけるためにできる治療法をケースごとに紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1.Eライン=横顔のラインのこと

Eラインとは、理想的な横顔を評価する横顔のラインです。

Eラインの画像_hanaravi

鼻先から下顎の頂点まで結んだ線をEラインと呼び、ラインと唇の位置によって理想的な状態かを把握できます。

Eラインを提唱したのは、アメリカの歯科医師ロバート・リケッツ氏です。

あくまで欧米人の理想的な横顔のため、日本人の骨格には適さない部分もありますが、一般的にはこのバランスを保つことで美しい横顔になると考えられています。

(1)理想のEラインとは?

理想のEラインとは、鼻先から下顎を結んだときに、ライン上に唇が少し触れるか数ミリ離れた状態です。下顎の先端と鼻先に人差し指や定規などを当てると、Eラインを確認できます。

Eラインが整った状態にするには、歯並びがよく、顎が正しい位置にあることが重要です。

(2)Eラインが崩れる例①:口ゴボ

口ゴボ Eライン

Eラインが崩れるケースの1つに、口ゴボがあります。

そもそも口ゴボ(くちごぼ)とは、唇が前方に突き出して見える状態です
普段から口を閉じにくい状態で、無理に口を閉じると鼻の下が長く見えることもあります。

歯科医療では、上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)や上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼ばれます。

唇が前方に飛び出す理由は、生まれつきのケースと顎の成長に原因があるケースの2つに分けられます。

(3)Eラインが崩れる例②:受け口

Eライン 受け口

下の歯が上の歯より前に出てしまう「受け口」の状態も、Eラインが崩れる原因の1つとなります。

歯科医療では、反対咬合(はんたいこうごう)や下顎前突(かがくぜんとつ)と呼ばれ、下あごが前に出てしまうことで、上の歯と下の歯の噛み合わせが逆になり、下の歯が前に出た状態を指します。

受け口の状態ではEラインに唇がまったく触れない状態となります。

2.Eラインは歯科矯正で整えられる?

Eライン 整えられる

上記のように、Eラインが崩れることによる

自分でEラインを見て「少し崩れているかも」と気付いたら、もしかしたら歯科矯正で理想のEラインに近づけるかもしれません。

ただし現在の歯の状態によって、適した矯正方法が異なります。そこで、理想のEラインに近づけるための矯正方法をケースごとに紹介します。

(1)出っ歯によりEラインが前に出ている

Eライン 出っ歯

口ゴボや出っ歯だと、Eラインより唇が前に出ている状態です。唇をEライン内に収めるためには、前に出ている歯を正しい位置に戻す必要があります。

【対応できる治療法】

◯マウスピース矯正

出っ歯を矯正する方法の1つに、マウスピース矯正があります。

マウスピース矯正は、正しい歯並びに合わせて作ったマウスピースを患者さん自身で装着し、出っ歯を矯正する方法です。矯正の進み具合に合わせて、数週間ごとに新しいマウスピースに交換して、徐々に前歯を正しい位置へと近づけていきます

前歯のワイヤー矯正では、金属が目立ちやすいことがデメリットです。しかしマウスピースは透明のため、目立ちにくいメリットがあります。

hanaraviのマウスピース矯正では、一人ひとりの予算に応じて、矯正専門の歯科医師がプラン作成するため、リーズナブルに安心して矯正を始めることが出来ます

◯ワイヤー矯正

前に出ている歯や周辺の歯にブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付け、ワイヤーをつないで引っ張り、正しい位置へと徐々に動かしていきます。

出っ歯をワイヤー矯正する場合、口を開けたときに金属装置が目立つことがデメリットです。
透明や白色の器具で矯正も可能ですが、金属よりも費用が高額になります。

マウスピース矯正よりも症例が広いため、極度の出っ歯も矯正しやすいことがメリットです。

◯抜歯を伴う矯正

通常より歯の数が多く、歯が押し出されて出っ歯になっている場合や、八重歯が前に出て口ゴボになっている場合に用いられる矯正方法です。

ただし、抜歯だけで矯正が完了するわけではなく、抜歯後はワイヤー矯正やマウスピース矯正などで、抜歯した部分へ歯を動かす治療が必要になります。

(2)噛み合わせが悪く、Eラインが後ろに引っ込んでいる

Eライン 受け口

噛み合わせが悪く受け口になっている場合は、歯科矯正で歯並びを治して下顎を後ろに下げると理想のEラインに近づく可能性があります

上下の歯の前後が逆になった噛み合わせでも、適切な矯正方法を選択すれば上の歯を前に出せます。

【対応できる治療法】

◯マウスピース矯正

噛み合わせを矯正するときは、マウスピース矯正で対応できることがあります。

正しい歯並びをコンピューターで分析し、オーダーメイドのマウスピースを規定時間はめて徐々に歯を動かす矯正方法です。

受け口の場合は、上の歯を前に出して、下の歯を後ろに下げる矯正を行います。マウスピースは透明のため、ワイヤー矯正ほど目立ちません。

◯ワイヤー矯正

各歯に取り付けたブラケットにワイヤーを通し、引っ張ることで矯正します。

受け口になってしまっている場合は、下の歯に矯正器具を取り付けて奥へ引っ込める処置を行います。マウスピースと同様に、矯正には時間がかかりますが、抜歯や外科手術など大掛かりな矯正が嫌な人におすすめです。

◯抜歯を伴う矯正

マウスピース矯正やワイヤー矯正だけでは受け口を治せないときは、抜歯で歯の数を減らしてスペースを作ります。スペースができたら、矯正で歯を動かして噛み合わせを治す流れです。

抜歯による治療は、健康な歯を抜く必要のあることがデメリットです。しかしマウスピース矯正やワイヤー矯正単独で実施するより、歯を大きく動かして理想のEラインに近づけられます。

抜歯を伴う矯正で本当は抜かなくても良い歯を抜いてしまうというリスクがあります。これは、大学で矯正を専門に学んでいない歯科医師が行うケースが少なくありません

hanaraviでは、大学で矯正を学んだ経験豊富な歯科医師のもと、口腔内をしっかりとチェックした上で最適なマウスピース矯正をお届けしています

(3)顎が前に飛び出している

受け口は歯並びが原因の場合だけでなく、顎が前に飛び出している骨格性受け口の可能性もあります。骨格性の場合、下顎が上顎よりも大きく成長しているケースも考えられます。

【対応できる治療法】

◯外科手術

顎が前に飛び出している重度の状態では、一般的に外科手術で顎の骨を切って短くする処置を行います。

通常は術前矯正と呼ばれる手術前の矯正を行い、歯の矯正をしてから手術します。2週間程度の入院が必要で、術前矯正で一時的に受け口の程度が強まることがデメリットです。

しかし、外科手術で飛び出している顎を切って正しい長さに調節し、術後矯正も行うため、Eラインも改善しやすいメリットがあります。

(4)顎が後ろに引っ込んでいる

下顎の位置が後ろに引っ込んでいる場合、出っ歯に見えることがあります。そのため、出っ歯を治せばEラインが整うと思われがちですが、実は顎の変形による下顎後退症かもしれません。

遺伝的影響や成長過程での問題が原因と考えられており、一般的には外科手術の対応になります。

◯外科手術

顎が引っ込んでいる場合、下顎の骨を一度切断して前方へ移動させ固定する外科手術を行います。同時に顎の先端部も前に出すため、理想のEラインに近づける方法です。

ただし、外科手術前の術前矯正や術前後の入院、術後のプレート除去手術など、大掛かりな処置が必要となります。

3. 歯科矯正に関するご相談はhanaravi

マウスピース矯正ならhanaravi

理想のEラインに近づける方法は、現在の歯並びによって異なります。顎に異常がある場合、外科手術の適用となるケースもあります。

しかし、マウスピース矯正でも理想のEラインに近づけられる可能性もあり、手軽にEラインを整えたいときにおすすめです。

hanaravi4つのポイント

hanaraviでは、アタッチメントの装着やマウスピース矯正とワイヤー矯正の良い効果を組み合わせたハイブリッドプランなどにより幅広いケースに対応できます

受け口や噛み合わせが深いなど、提携クリニックでは抜歯が必要なケースにも対応可能です。外科手術での治療を検討する前に、まずはhanaraviへご相談ください。

監修歯科医師のご紹介
各務康貴(歯科矯正医)

各務 康貴(医師)

大分大学医学部卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事。若年層に予防や多くの臓器にアプローチするため口腔環境に興味を持ち、マウスピース矯正hanaraviを手掛ける株式会社DRIPS創業。

監修歯科医師のご紹介
セレスタ麻里子(歯科矯正医師)

セレスタ麻里子
(矯正専門歯科医師 渋谷F&B矯正歯科・東京

神奈川歯科大学歯学部卒。神奈川歯科大学歯学部歯科矯正学講座。日本矯正歯科学会。歯科矯正で15年のキャリアを持ち、ワイヤー矯正(表・裏)だけでなく、マウスピース矯正も専門とする。