インビザラインは、世界的に実施されている歴史のあるマウスピース矯正ブランドです。
しかし、一部では「インビザラインで出っ歯は治らない」という意見を目にします。
それは本当なのでしょうか?
この記事では、インビザラインで歯並びが改善しない可能性と、出っ歯が治らない原因を探ります。
目次
1. インビザラインとは?
インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を用いる歯科矯正治療法の一つです。
ワイヤー矯正のような従来型の矯正装置とは異なり、透明で目立ちにくいという特徴があります。
マウスピースは患者さんの歯型に合わせてカスタムメイドで作製され、段階的に歯を移動させることで理想的な歯並びを実現します。
従来のワイヤー矯正と比較したインビザラインのメリットとデメリットを以下に示します。
インビザラインは、比較的新しい矯正治療法ですが、その目立たなさ、取り外しの容易さ、痛みの少なさから近年人気が高まっています。
軽度から中等度の歯列不正に適応となることが多く、患者さんのライフスタイルに合わせて矯正治療を進めることができます。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。
2. インビザラインで出っ歯は治る?
出っ歯の場合、インビザラインでは本当に治療ができないのでしょうか?
インビザラインで出っ歯は治らないと聞くのは一体なぜなのでしょう?
(1)インビザラインで出っ歯は治せる
結論として、インビザラインで出っ歯を治すことは可能です。
出っ歯は主に、歯か骨格のいずれか、あるいはその両方が原因だと考えられます。
歯が原因の場合、歯が通常よりも前方に傾いていることで出っ歯になっているケースが多いです。
インビザラインであれば、歯の傾斜による出っ歯を綺麗に治せます。
(2)インビザラインでは治すことが難しい出っ歯とは?
インビザラインで治すことが難しい出っ歯は、大きく2つのケースが考えられます。
まず、ただ前歯が傾いている出っ歯ではなく、歯並びが非常に悪い状態が原因の出っ歯は、インビザラインだけでは治療が難しいと考えられています。
また、顎の骨の手術によって噛み合わせなどを改善しなければいけないケースも、インビザラインだけでの治療で出っ歯を治すことは困難です。
こうしたケースでは、より歯の矯正力が強いワイヤー矯正を用いたり、外科手術と併用での治療が必要となります。
3. 出っ歯の矯正でEラインが整い横顔美人になれることも
矯正をすることで歯並びがキレイになるのに加えて、横顔美人になれることがあります。
鼻先と顎先を結んだラインを「Eライン」と呼び、唇がこのラインのやや内側にある状態が、理想的な美しい横顔と言われています。
出っ歯を矯正すると口元が引っ込み、Eラインが理想的な状態になれることが多いのです。
ただし、上顎の骨が前に出ている場合などは、歯科矯正だけで綺麗なEラインを手に入れることが難しいこともあります。
そうした場合、外科処置と併用する外科矯正を行うことで、綺麗なEラインを作ることができます。
4. インビザラインでの出っ歯の治療方法

インビザラインでの出っ歯の治療は、主に「抜歯をする場合」と「抜歯をしない場合」の2ケースに分けられます。
(1)抜歯をする場合
インビザラインで抜歯をする場合の治療法は、歯を抜いたところにできる隙間を使い、出ている歯を中に入れて治していきます。
歯並びが非常に悪い状態の場合、歯を抜いたほうが綺麗に収まる場合が多いです。
抜歯をする治療では、一般的に4番の小臼歯(前歯から奥に数えて4番目、最初の丸い歯)に位置する歯を抜きます。
なぜ4番目なのかというと、前歯と奥歯のちょうど中間にあり、ここにスペースを作ることで歯全体の移動量が最も少なくなるからです。
また、「食べ物を噛み切るための前歯」「すり潰すための奥歯」というように役割を分けた際、4番のこの小臼歯が多少なり他より役割が少ないというのも理由のひとつにあたります。
(2)抜歯をしない場合
抜歯をしない場合の治療法は、奥歯を順に後ろに移動させ隙間を作っていきます。
抜歯をしない分、歯を動かせる範囲は限定されるため、比較的軽度〜中度の歯並びの症状に向いた治療方法です。
抜歯をする必要はないけれど、一定量の隙間が必要という場合は、歯の表面にあるエナメル質を削る「ディスキング(IPR)」という手法を用います。
歯を削ることに不安を覚える人もいますが、実際に削る量は表面のわずか0.5mm程度なので、健康に影響はありません。
5. 出っ歯を治したいなら「hanaravi(ハナラビ)」へ

インビザラインで出っ歯を治療できるのか?という疑問について、さまざまな観点から解説しました。
結論として、多くのケースでインビザラインは出っ歯を治療することができます。
ただし、骨格上の問題や歯並びの症状によっては、出っ歯を治療することが難しいということを覚えておきましょう。
もしも矯正治療で出っ歯を治したいという人は、インビザラインと同じくマウスピース矯正を提供しているhanaravi(ハナラビ)へお問い合わせください。
hanaraviは幅広い症例の歯並びに対応しています。
出っ歯を治したいという人にも、できる限りリーズナブルで最適な治療を提供しています。
症状 | 上顎前突(出っ歯) |
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費用 | ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み) |
期間 | 約8ヶ月 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
治療内容 | 11番、21番の前突をマウスピースにて舌側傾斜させて改善。 |
リスク | 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 こ の場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考え られます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行い ます。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがござ います。. 矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考 えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。 |
hanaravi(ハナラビ)の特徴
- 月額3,600円(税別)※1、総額30万円(税別)の低コスト
※1 年利2.5%で91回払いの場合 - 最短3カ月で完了
- マウスピースが自宅に届くので通院不要
- 矯正中の悩みや疑問をいつでもLINEで相談できるオンラインサポートが充実
- 矯正しながらホワイトニングできる
公式LINEアカウントから症状別の費用目安がチェックできますので、まずはお気軽にご確認ください。