インビザラインはアメリカのアライン社が提供するマウスピース型矯正のひとつです。
この記事では、インビザラインのアタッチメントやゴム掛け、抜歯により治療中の見た目がどうなるのか、矯正後に必須のリテーナー(保定装置)の審美性まで解説します。
目次
1.インビザラインは目立つのか?

「インビザラインは目立たないと言われているけど、本当?」と不安に思っている人もいるかもしれません。
実際、以下のことが言えます。
(1)マウスピース(アライナー)は目立ちにくい

hanaraviの矯正用マウスピースを装着した写真
インビザラインに限らず、矯正用マウスピースは厚さ0.5mmの薄いプラスチックでできているので、近くで見なければわからないほど目立ちません。
一度使用したアライナーは基本的に1〜2週間で新しいアライナーに交換するため、基本的に汚れも目立ちませんが、扱い方によっては交換の時期に近づくとアライナーが黄色や茶色っぽく変色してきたり、汚れが気になったりすることはあります。
少しでも目立たないことを重視する場合は、アライナー装着中に着色しやすいお茶などの飲み物を飲まない、1日1回もしくは汚れが気になったときに専用の洗浄剤で洗うなどすると、クリアで審美性の高い状態を保ちやすいです。
(2)アタッチメントやゴムなどが目立つことはある
インビザラインをはじめ、マウスピース矯正用のマウスピースは、透明で薄いプラスチック製のため、見た目に目立ちにくい点が人気です。
しかし、以下の場合は目立つこともあります。
- 前歯の目立つところにアタッチメントが付いている
- ゴムかけをしている
- 前歯の抜歯をしている
- ワイヤー型の保定装置(リテーナー)を装着している
- マウスピースが著しく汚れている
インビザラインでの矯正について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

2.インビザラインが目立つ4つの原因

インビザラインが目立ってしまう原因について解説します。
(1)アタッチメント周りの着色
アタッチメントは歯を効率的に動かすために歯面に装着するもので、長方形や半月型などのさまざまな形のアタッチメントがあり、症例や歯の動きによって使い分けます。
CR(コンポジットレジン)という歯科用の樹脂を使用しており、個人の歯の色に合わせたCRを使用するので目立ちにくいです。
赤ワイン、カレー、コーヒー、お茶などの色の濃い食べ物や飲み物がアタッチメントの周りに着色して黄ばんだり汚れたりして目立ってくることがあります。
(2)アタッチメントの凹凸

インビザラインのアタッチメントの一例
アタッチメントが着いている部分は、凹凸感が気になる場合があります。
歯を回転させる、傾きを変えるなど歯を動かすのに必要なアタッチメントが複数あり、種類によって大きさや形、どのくらい突起が目立つのかは異なります。
どうしてもアタッチメントを着けたくない場合は、アタッチメント無しの治療計画を選べますが、歯の動きが悪くなったり、治療期間が長くなったりする可能性があります。
アタッチメントの量や大きさ、形は人によって違うため、どのくらい目立つのか知りたい場合は、事前に行われる3Dシミュレーションでアタッチメントの位置や大きさ、形を確認しましょう。
(3)ゴム掛け
矯正用のゴムは、自分で取り外しができ、出っ歯や受け口、開口を治したり歯をしっかり噛み合わせたりするために、アライナーの切り込みや歯に着けたボタンに引っ掛けて使うものです。
上下顎どちらかの犬歯付近と第一大臼歯付近にハの字にゴムを掛ける、歯の外側(頬側)と内側(舌側)に掛ける、上下顎に垂直にゴムを掛けるなどのパターンがあり、口を開けるとゴムは他人から見えるため目立ちます。
必要なゴム掛けを行わないと、歯や顎の位置が動かないため治療期間の延長や仕上がりに影響することがあります。
基本的に1日20時間以上、歯並びや噛み合わせの状態を考慮して必要に応じて使用しますが、ゴムの太さや強さは細かく分かれており、動かしたい歯や目的によってゴムの種類や掛け方、装着時間は変わます。
どうしてもゴム掛けが嫌な場合や前歯にゴムを掛けて目立つのが気になる場合などは、歯科医師に相談してゴムの種類の変更や夜のみの装着にするなど、工夫できるか相談してみましょう。

(4)抜歯後の隙間
抜歯をすると、隙間が埋まるまで目立ってしまうことがあります。
インビザラインでは、抜歯以外にも以下の方法で歯を並べるスペースを確保できる場合があります。
- 歯を後方に動かす
- 歯列の幅を広げる
- 歯を最大0.5mmほど削る
そのため抜歯をせずに矯正できる症例も多いですが、まれに歯の生える方向や位置に問題があるケース、仕上がりの口元のバランスなどのために歯科医師の判断で抜歯することがあります。
抜歯した後の歯の隙間は、半年〜1年ほどで気にならなくなります。
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

3.インビザライン治療後に使うリテーナーは目立つ?

リテーナーは保定装置とも呼ばれ、矯正後に歯並びや噛み合わせが元の位置に戻るのを防ぐために使われます。
装着期間は1〜3年で、装着時間は1年目は22〜23時間、2年目以降は就寝時のみのように装着時間を減らしていくのが一般的です。
取り外しできるタイプとできないタイプがあり、リテーナーの形状によっては目立つ場合があります。

(1)目立つリテーナーもある
ベッグリテーナーやホーレイリテーナーと呼ばれる取り外しタイプの場合、レジンに歯の表側を通るワイヤーが1本付いているので少し目立ちます。
(2)マウスピースタイプやワイヤー固定型なら目立ちにくい
取り外しできるマウスピースタイプのリテーナーは、透明なプラスチックの素材でできており、矯正用マウスピースとほぼ変わらない見た目で目立ちにくいです。
また、ワイヤー固定型(フィックスリテーナー)の場合は取り外しができませんが、歯の裏側6〜8本にワイヤーを着けるため、口を開けても表からは見えにくく目立ちません。
後戻りしないようしっかりサポートするので、安心して治療をすすめていただけます。
4.月々3,600円(税別)から始められるマウスピース矯正「hanaravi(ハナラビ)」

この記事では、「インビザラインは目立つのか?」という疑問にお答えしました。
インビザラインのようなマウスピース矯正を検討しているなら、hanaraviもぜひご検討ください。
hanaraviなら、追加費用なしでアタッチメントや歯を削る処置も行えます。
見た目もインビザラインと変わらず、質の高い治療をリーズナブルに受けていただけます。
気になる方は、まずはhanaraviの提携医院で歯科医師による無料カウンセリングを受けてみてくださいね。
hanaravi(ハナラビ)の特徴
- 月額3,600円(税別)、総額30万円(税別)からの低コスト
- 最短3カ月で完了
- マウスピースが自宅に届くので通院不要
- 矯正中の悩みや疑問をいつでもLINEで相談できるオンラインサポートが充実
- 矯正しながらホワイトニングできる