【中学生の矯正完全ガイド】メリット・費用・治療法・選び方を徹底解説!

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。 https://www.med.oita-u.ac.jp/ https://www.oita-u.ac.jp/
 

中学生のうちに矯正を始めると、成長期を活かした効率的な治療が可能です。

この記事では、中学生の矯正のメリットや費用、治療法から選び方まで徹底解説します!

目次

1. 中学生で矯正治療を始めるメリット

中学生で矯正治療を始めるメリットについてご紹介します。

  1. 効率的な治療ができる
  2. 抜歯を避けられる可能性がある
  3. コンプレックスの早期解消
  4. むし歯・歯周病予防が期待できる

以下で詳しく解説します。

(1) 効率的な治療ができる

中学生で矯正治療を始める最大のメリットの一つは、成長期の特性を活かして効率的に治療がすすめられることです。

この時期は、骨が柔らかく新陳代謝も活発なため、スムーズに歯を動かせるのが特徴です。

また、中学生の時期は永久歯がほぼ揃っているため治療計画を立てやすいのもポイント。

一方で、骨の成長がまだ続いているため、この時期に矯正を開始することで、成長を利用して効率的に矯正できます。

そのため、中学生頃は矯正を開始するのに最適な時期ともいわれています。

中学生で矯正するメリット

・成長期の特性を活かせる
・永久歯が揃っている
・成長を利用できる

(2) 抜歯を避けられる可能性がある

中学生の矯正治療では、成長期ならではの骨の柔軟性を活かすことで、抜歯を避けられる可能性が高まります。

中学生はまだ顎の骨が成長途中であり、歯列にスペースを作りやすい時期です。

このため、大人の矯正治療で必要となることの多い抜歯を回避できるケースがあります。

抜歯を避けることで、すべての永久歯を保持したまま治療を行えます。

これは、将来的な歯の健康維持にもつながり、噛み合わせや見た目のバランスを崩しにくいというメリットがあります。

中学生の矯正治療では、こうした成長期特有の利点を活かし、非抜歯での治療を目指すことが可能です。

ただし、症例によっては抜歯が必要な場合もあるため、歯科医師と十分に相談しながら治療計画を立てることが重要です。

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hanaravi(ハナラビ)では、矯正治療の専門知識が豊富な、専門の歯科医師のみと提携しています。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

(3) コンプレックスの早期解消

中学生の時期に矯正治療を始めることは、歯並びに対するコンプレックスを早期に解消する絶好のタイミングです。

この年代は心身の成長が著しく、多感な時期でもあるため、見た目や他人の評価に敏感になりがちです。

歯並びの悪さに悩むことで、人前で笑うことをためらったり、自己表現に制限を感じたりすることも少なくありません。

矯正治療を行うことで、きれいな歯並びを手に入れるだけでなく、自信がつき、積極性が高まるなど、良い影響がある可能性があります。

(4) むし歯・歯周病予防が期待できる

中学生のうちに矯正を始めると、歯並びがきれいになるだけでなく、むし歯や歯周病(歯ぐきの病気)も予防しやすくなります。

歯並びが整うことで、すき間に歯ブラシやフロスが届きやすくなり、汚れがたまりにくくなるためです。

さらに、中学生の頃から歯のケアを習慣にすることで、歯の健康意識も上がります。

この時期に治療を始めることで、将来まで健康な歯を守ることにつながります。

2. 中学生におすすめの矯正治療とその特徴

中学生向けの矯正治療には、成長期の特性を活かした以下のような治療方法があります。

  1. 表側矯正(ワイヤー矯正)
  2. 裏側矯正(ワイヤー矯正)
  3. マウスピース矯正
  4. 部分矯正

(1) 表側矯正ワイヤー矯正

表側矯正の特徴と費用相場

表側矯正(ワイヤー矯正)は、中学生の矯正では最も一般的な治療法です。

表側矯正の特徴

  • 歯の表面にワイヤーとブラケットをつけて動かす
  • 成長に合わせて細かく調整可能
  • 適応症例が多い

(2) 裏側矯正(ワイヤー矯正)

裏側矯正の特徴と費用相場

裏側矯正(ワイヤー矯正)は、歯の舌側にワイヤーをつけるため、目立ちにくいメリットがあります。

裏側矯正の特徴

  • 見た目に目立ちにくい
  • 適応症例が多い
  • 痛みが出やすい
  • 比較的高額

(3) マウスピース矯正

マウスピース矯正の特徴と費用相場

マウスピース矯正は、若い方に近年人気の治療法です。

透明なマウスピースを利用するため、ほとんど見た目にわからない点が魅力です。

マウスピース矯正の特徴

  • 透明な装置で、取り外し可能
  • 見た目が気にならない
  • 自己管理が必要(装着時間が短いと効果が出にくい)
  • 比較的安い
  • 痛みが出にくく、出てもすぐにおさまる
  • 適応症例は少ない

マウスピース矯正の症例

マウスピース矯正は比較的新しい治療法なので、「マウスピース矯正で本当に歯並びが治るの?」という疑問を持つ方も少なくありません。

ここでは、マウスピース矯正のhanaravi(ハナラビ)の治療症例をご紹介します

ガタツキ ガタガタ 叢生 症例 月々4,500円

出っ歯の症例

hanaravi(ハナラビ)の特徴
hanaravi(ハナラビ)では、矯正開始前に、患者さんの歯をスキャンし、詳細な3Dイメージを制作します。
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

(4) 部分矯正

部分矯正は、ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも可能です。

前歯のみなど、部分的に歯並びを整える治療法です。

矯正方法によりますが、費用相場は10万~60万円程度と全体矯正に比べてリーズナブルです。

部分矯正の特徴

  • 前歯だけなど一部だけを整えられる
  • 軽度の歯並びの乱れに向いている
  • 費用や治療期間が比較的少なめ
  • 嚙み合わせまでは治療できない
  • 奥歯は動かせないことが多い
  • 適応症例が少ない

それぞれの治療法の費用や期間について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

大人の歯科矯正の値段は?方法別の費用相場や料金、支払方法や控除の仕組みまで解説! 大人の歯科矯正の値段は?方法別の費用相場や料金、支払方法や控除の仕組みまで解説!

3. 中学生の矯正にかかる費用と期間

中学生の矯正にかかる期間と費用について解説します。

  1. 中学生の矯正の治療費用
  2. 中学生の矯正の治療期間
  3. 追加費用がかかるケースもある
  4. 費用を抑えるために知っておきたいこと

(1) 中学生の矯正の治療費用

中学生の矯正治療にかかる費用は、矯正方法や治療範囲によって大きく異なります。

矯正治療は基本的に保険適用外なので、全額自己負担となるケースがほとんどです。

そのため、料金相場や費用の内訳をしっかりと把握しておくことが大切です。

① 主な矯正方法別の費用相場

矯正方法

費用の目安

表側矯正(ワイヤー矯正)

30万~130万円

裏側矯正(ワイヤー矯正)

40万~170万円

マウスピース矯正

10万円~100万円

ハーフリンガル矯正
※マウスピース矯正とワイヤー矯正を併用した治療

35万円~130万円

② 費用に影響する主な要因

  1. 矯正治療の方法: 表側矯正は比較的費用が抑えられる一方、裏側矯正やマウスピース矯正は費用が高めになる傾向があります。

  2. 治療する範囲: 全体矯正よりも、部分矯正の方が費用を抑えられる場合があります。

  3. クリニックの設備や技術: 使用する機材や医師の技術によっても費用は異なります。

中学生の矯正治療は、成長期の柔軟性を活かして効率よく進められるため、将来の治療リスクを軽減する投資ともいえます。

費用面だけでなく、治療内容や歯科医師の説明を十分に理解した上で、適切な選択をしましょう。

hanaravi(ハナラビ)は月々3,600円で矯正可能
hanaravi(ハナラビ)では、症例にもよりますが月々3,600円という低コストから矯正治療が可能です。 また、矯正開始前に治療にかかる総額を提示し、追加の費用は頂きません。

(2) 中学生の矯正の治療期間

中学生の矯正治療期間は、平均2~3年程度かかることが一般的です。

といっても、歯並びの状態や治療法、抜歯の有無によっても変わるため、個人差が大きいのが事実。

詳しく知りたい場合は、歯科医師の診断を受けるのがおすすめです。

(3) 追加費用がかかるケースもある

年齢に限らず、矯正治療では、基本費用以外にも追加費用が発生する場合があります。

以下のようなケースを想定しておくと安心です。

追加費用が発生する主なケース

  • 装置の破損や紛失
    矯正装置が破損したり、マウスピースを紛失した場合、再作成に追加費用が発生します。特に、取り外し可能なマウスピース矯正では注意が必要です。

  • 治療計画の変更
    成長過程で顎の形状や歯の移動が予想と異なった場合、治療計画が変更されることがあります。その際、新たな装置や治療手順が必要になる可能性があります。

  • 通院頻度の増加
    トラブル対応や経過観察が必要になると、予定外の通院回数が増える場合があります。これに伴い診療費が別途請求されることがあります。

  • リテーナー(保定装置)の費用
    矯正治療後、歯並びを維持するためのリテーナーが必要です。この費用が初回費用に含まれていない場合、追加で支払う必要があります。

矯正治療を始める前に、初回カウンセリングで追加費用が発生する可能性や条件について歯科医院にしっかり確認しておきましょう。

また、こうした費用が契約書や見積書に明記されているかも確認すると安心です。

hanaravi(ハナラビ)は追加料金ナシ!
hanaravi(ハナラビ)では、症例にもよりますが月々3,600円という低コストから矯正治療が可能です。 また、矯正開始前に治療にかかる総額を提示し、追加の費用は頂きません。

(4) 費用を抑えるために知っておきたいこと

費用を抑えながら中学生の矯正治療を進めるためには、いくつかのポイントを事前に知っておくことが大切です。

ここでは、その具体的な方法についてご紹介いたします。

① 医療費控除を活用する

矯正治療は原則として自由診療ですが、一定の条件を満たす場合には医療費控除の対象となることがあります。

年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告を行うことで所得税の一部が還付される仕組みです。
たとえば、矯正費用として30万円を支払った場合、約6万円が戻ってくる可能性があります(還付額は所得により異なります)。
申告の際には、治療を受けたクリニックからの領収書を大切に保管しておきましょう。

矯正費用の医療費控除について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

歯科矯正で医療費控除は適応できる?条件や申請・計算方法を徹底解説! 歯科矯正で医療費控除は適応できる?条件や申請・計算方法を徹底解説!

② 学割やモニター割引を利用する

矯正歯科によっては、学生を対象とした割引制度や、モニター協力による割引が設けられていることがあります。

  • 学割:学生証の提示で、10~20%の割引が受けられるクリニックもあります。
  • モニター割引:治療中の写真撮影や体験談の提供を条件に、割引価格が適用されることがあります。

詳しい割引内容については、カウンセリング時に確認するのがおすすめです。

③ 分割払い・デンタルローンを検討する

矯正治療は費用が高額になることもあるため、一括での支払いが難しい場合には、分割払いを利用することで月々の負担を軽減できます。

クリニックによっては、金利0%の分割プランを提供しているところもありますので、事前に確認しておくと安心です。

矯正費用の分割払いについてシミュレーションしてみたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

歯列矯正の費用は月々いくら?相場・支払い方法・分割シミュレーション 歯列矯正の費用は月々いくら?相場・支払い方法・分割シミュレーション

4. 学校生活と矯正治療をうまく両立する方法

学校生活と矯正治療をうまく両立する方法について解説します。

  1. 学業や部活、習い事と矯正治療を両立させるポイント
  2. 痛みや食べにくさ…つらいときの乗り越え方
  3. 学校での歯みがき、どうすればいい?

(1) 学業や部活、習い事と矯正治療を両立させるポイント

部活や習い事をしているお子様がうまく矯正治療と両立させるには、以下のポイントが重要です。

① 通院スケジュールの融通がきくクリニックを選ぶ

矯正は通常、定期的な通院が必要です。

忙しくて平日は通院できないという場合は、夕方や休日も対応しているクリニックを選びましょう。

学校や部活の予定に合わせて、柔軟に対応してくれるクリニックだとより安心です。

② 痛みへの備えをしておく

矯正装置の装着後や調整直後は痛みが出ることがあります。

痛む日は激しい運動を避けたり、市販の痛み止めを使ったりすることで、学業や部活、習い事への影響を抑えられます。

どうしても支障が出てしまう場合は歯科医師に相談し、対処法を仰ぎましょう。

③スケジュール管理は親御さんが行う

中学生は、学業や部活動で多忙な日々を送っています。

そのため、矯正治療のスケジュール管理は、親御さんが主体となって行うのがおすすめです。

マウスピース交換のタイミングや通院スケジュールの管理など、親御さんのサポートがあると、お子様は安心して治療に専念できます。

また、矯正治療中は、装置の破損や紛失など、予期せぬトラブルが起こることもあります。

そのような場合も、親御さんが歯科医院との連携を密にすることで、迅速かつ適切な対応ができます。

④ 生活スタイルに合った治療法を選ぶ

歯列矯正には、従来のワイヤー矯正だけでなく、マウスピース矯正もあります。

マウスピース矯正なら、取り外しができるため、食事や部活動時に邪魔になりにくいというメリットがあります。

ワイヤー矯正と比較して、痛みが少ないことも特徴です。

それぞれの矯正方法のメリット・デメリットを理解し、生活スタイルに合った治療法を選びましょう。

  • マウスピース矯正:取り外し可能で食事や運動に便利。
  • ワイヤー矯正:壊れにくく運動時も安心。スポーツをするならマウスガードの併用も◎。

(2) 痛みや食べにくさ…つらいときの乗り越え方

矯正治療中には、歯が動く際の痛みや装置の違和感が原因で食事がしにくいことがあります。

このつらい時期を乗り越えるためのポイントを以下にまとめました。

① 痛みを軽減するための工夫

  • 痛みがあるときは柔らかい食べ物を選ぶ
    お粥やスープ、ゼリー、ヨーグルトなど、噛む力をあまり必要としない食事がおすすめです。

  • 調理方法を工夫する
    野菜を細かく刻む、柔らかく煮込むなど、食材を歯に負担がかからない状態にして取り入れましょう。

② 痛みを和らげるアイテムの活用

  • 痛み止めの使用
    どうしても耐えられない場合は、歯科医師に相談して痛み止めの処方を受けましょう。

  • ワックスで装置を保護
    ワイヤーやブラケットが口内を傷つける場合は、矯正用のワックスを使用して直接の接触を防ぎましょう。

③ 食事後のケアを徹底

矯正装置に食べ物が挟まると、不快感が増します。

食後は歯ブラシや歯間ブラシを使い、丁寧にケアを行いましょう。

矯正中の痛みや食べにくさは、治療初期や調整後に特に感じやすいですが、数日から1週間程度で落ち着くことが多いです。

少しずつ慣れていきますので、無理せず自分に合った方法で乗り越えましょう。

(3) 学校での歯みがき、どうすればいい?

矯正中の学校生活では、食事後の歯みがきがとても重要です。

装置に食べ物のカスが詰まりやすく、そのまま放置すると虫歯や口臭の原因になってしまいます。

一方で、学校での歯磨きは時間や場所の制約があるのも事実。

以下に、学生生活での歯磨きのポイントをまとめました。

① 持ち物を準備する

学校での歯磨きをスムーズにするために、以下のアイテムを持参しましょう。

  • 携帯用歯ブラシと歯みがき粉:小型のものがおすすめです。

  • 歯間ブラシやデンタルフロス:矯正器具に挟まった汚れを取り除きます。

  • 携帯用マウスウォッシュ:時間がない場合の応急処置に役立ちます。

  • ミラー付きのケース:口内の状態を確認するのに便利です。

② 時間を有効活用

忙しい学校生活では、歯磨きのタイミングを工夫することが大切です。

  • 昼休みの後半に時間を確保すると効率的

  • 部活の試合などイレギュラーな際は洗面台や手洗いの場所をあらかじめ確認しておく

③ 応急処置も活用

どうしても歯みがきが難しい場合は、うがいをしっかり行いましょう。

水を口に含み、力強くうがいすることで、食べ物の残りをある程度除去できます。

携帯用マウスウォッシュがあればさらに効果的です。

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矯正中、不安や相談ごとがあれば、いつでもご連絡いただけます。

5. 中学生におすすめの矯正歯科の選び方

中学生のお子様が矯正をするにあたって、おすすめの矯正歯科の選び方をご紹介します。

以下のポイントを押さえた歯科医院を選びましょう。

  1. 通いやすい場所にある
  2. 成長期の治療実績のある歯科医師がいる
  3. 矯正専門の歯科医師が在籍している
  4. 説明がわかりやすい・相談しやすい
  5. 費用や支払い方法が明確

(1) 通いやすい場所にある

学校や自宅からアクセスしやすい場所にあるか確認しましょう。

通院の負担が少ないと、治療もスムーズに進みます。

(2) 成長期の治療実績のある歯科医師がいる

中学生は顎の成長途中。

成長に合わせた治療方針や装置を提案してくれるクリニックが安心です。

(3) 矯正専門の歯科医師が在籍している

矯正を専門とする歯科医師が在籍しているかをチェックしましょう。

専門的な知識や技術を持つ医師がいることで、より質の高い治療が期待できます。

矯正治療は、長期間にわたるため、信頼できる医師を選ぶことが重要です。

歯科医の経歴や得意とする治療法、患者さんの評判などを参考に、慎重に選びましょう。

(4) 説明がわかりやすい・相談しやすい

本人と保護者の両方に対して、丁寧に説明してくれるかも大切なポイントです。

質問しやすい雰囲気も◎。

(5) 費用や支払い方法が明確

トータルの費用や追加料金の有無、学割・分割払いの対応などが明確な歯科医院を選びましょう。

わからないまま契約してしまい、後から高額な費用が発生するなどのトラブルを防ぐためにも、見積もりをしっかり確認しましょう。

複数の歯科医院で相談し、比較検討することもおすすめです。

納得のいく治療を受けるために、時間をかけて最適な歯科医院を見つけましょう。

後悔しない矯正歯科の選び方を医師が解説!絶対に押さえておきたい6つのポイント 後悔しない矯正歯科の選び方を医師が解説!絶対に押さえておきたい6つのポイント

6. 中学生の矯正事例と経験談

中学生のお子様の保護者やご本人の矯正事例、経験談を集めました。

(1) 食事を工夫している

中学生のお子様が口内炎になってしまったため、やわらかい料理を工夫して作っているという親御さんの経験談です。

このように、痛みがあるときや口内炎があるときは無理せず食べられるものを用意すると良いでしょう。

(2) 動くのがはやい

3カ月弱でかなり歯が動いているという経験談です。

中学生の顎の骨は柔軟性が高く、大人に比べスムーズに歯が動くことが多いです。

「これでいいのかな」という不安な気持ちもあるようですが、心配な場合は担当医に相談し、説明してもらうと安心です。

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「診察のときに聞き忘れた」「これって大丈夫?」など、些細な心配事も気軽にご相談いただけます。

(3) 抜歯が必要だった

中学生の競泳では、抜歯を避けられるケースもあります。

ただ、顎の大きさに比べ歯が大きすぎる場合などは抜歯が必要になってくることも。

お子様の大切な歯を抜くとなると不安になる人も少なくありません。

担当の歯科医師とよく相談し、納得できる形で治療をすすめることが大切です。

(4) 失敗された

抜歯をした上に、失敗されたと感じている方の経験談です。

歯列矯正では、歯科医院選びを間違えると失敗のリスクが上がります。

複数の歯科医院でカウンセリングを受け、納得できる歯科医院で治療することが大切です。

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患者さんひとりひとりに合った、最適な矯正計画を提案します。

7. 中学生の矯正についてよくある質問(Q&A)

中学生の矯正についてよくある質問にお答えします。

  1. 矯正治療中に食べられないものは?
  2. 矯正装置をつけたまま部活動はできる?
  3. 矯正治療はどのくらい痛い?
  4. 矯正はいつからはじめるのがベスト?

(1) 矯正治療中に食べられないものは?

矯正治療中に避けたほうがよい食べ物はあります。

矯正装置が壊れたり、歯に悪影響を与えたりするおそれがあるからです。

主に以下のような食品に注意が必要です。

【避けたほうがいい食べ物】

① 固いもの
例:氷、ナッツ、せんべい、生のにんじん
→ 装置が外れたりワイヤーが曲がる原因になります。

② 粘着性のあるもの
例:ガム、キャラメル、ソフトキャンディ
→ 装置にくっついて取れにくく、虫歯リスクも高まります。

③ 糸状・繊維状のもの
例:もずく、ほうれん草、ネギ
→ ワイヤーに絡まりやすく、清掃しにくくなります。

④ 着色しやすいもの
例:カレー、コーヒー、紅茶、ワイン
→ 口腔ケアが行き届きにくいので歯が着色する恐れがあります。

矯正中は、食べ物を小さく切って食べたり、ストローを使ったりするなどの工夫をするとトラブルを防げます。

ただし、マウスピース矯正なら、食べ物の制限はほとんどありません

マウスピースを外した状態であれば、基本的に何を食べても大丈夫です。

(2) 矯正装置をつけたまま部活動はできる?

矯正装置をつけたままでの部活動は、基本的に可能です。

ただし、装置の種類や部活動の内容に応じて注意が必要となります。

特にコンタクトスポーツなどの激しい運動では、矯正装置による口腔内のケガを防ぐための工夫が必要です。

装置別の注意点

① ワイヤー矯正の場合
ワイヤー矯正の場合、装置が唇などに接触して傷つくリスクがあります。

特にバスケットボールやラグビーなど、他選手と接触する可能性が高いスポーツでは注意が必要です。

スポーツ用マウスピースを装着することで、こうしたリスクを軽減できます。

② マウスピース矯正の場合
マウスピース型の矯正装置は、ワイヤー装置よりも柔らかく、安全性が高い傾向にあります。

ただし、装置の破損を防ぐため、運動中は過度な力をかけないよう注意が必要です。

また、スポーツドリンクを飲む際には、装置を外して歯磨きを徹底すると虫歯予防に効果的です。

フルートなど口の動きが重要になる部活動の場合は、一時的に取り外しもできます。

吹奏楽部などで活動しているお子様にもおすすめです。

③ 事前にできる対策法
部活動中の安全性を高めるため、以下の対策を取り入れると良いでしょう。

  • スポーツ前に矯正医に相談し、必要に応じてスポーツ用マウスピースを作る

  • 定期的に装置の状態を確認し、問題があればすぐに医師に相談する

矯正装置の種類や部活動内容に応じた工夫をすることで、安全かつ楽しく活動を続けることができます。

(3) 矯正治療はどのくらい痛い?

矯正治療中の痛みについて、多くの中学生やそのご家族が心配されるかと思いますが、痛みは一時的なもので、慣れることがほとんどです。

以下に、痛みが生じやすいタイミングやその程度、対処法をご説明します。

痛みが生じやすいタイミング

  • 矯正装置を装着した直後
  • 歯が動いている最中
  • 矯正装置が口内に当たる場合

痛みを軽減する方法

  • 市販の鎮痛剤を服用する
  • 口腔内に当たる痛みの場合は矯正用のワックスを使用する
  • 柔らかい食事をとる

矯正治療の痛みには個人差がありますが、ほとんどの場合、我慢できないほどの痛みはありません。

また、マウスピース矯正は痛みが少ない傾向にあり、負担も軽減できます。

ただし、激しい痛みがある場合や痛みがどんどん強くなる場合は異常が起きている可能性もあるため、担当の歯科医にすぐ相談してください。

(4) 矯正はいつからはじめるのがベスト?

矯正治療を始めるタイミングは歯並びや成長状況に大きく依存しますが、中学生の時期は非常に適したタイミングと言えます。

中学生頃の成長期の矯正治療では、骨格の柔軟性を活かして理想的な歯並びを形成できるため、成人矯正と比べて抜歯が必要になるリスクを減らせる場合もあるからです。

ただし、適切なタイミングは個人の状態によって異なるので、気になる場合は早めに歯科医師に相談しておくと安心です。

8. 中学生以上の矯正ならhanaravi(ハナラビ)

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15歳頃の中学生で矯正治療を検討している方には、マウスピース矯正専門のhanaravi(ハナラビ)がおすすめです。

hanaravi(ハナラビ)は、通院頻度が低く、忙しい中学生の方にぴったりの矯正ブランドです。

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hanaravi(ハナラビ)は、医師である各務康貴が立ち上げたマウスピース矯正ブランドです

日本人の多くが抱えている歯の悩みを解決したいと考え、患者様に寄り添ったさまざまな特徴があります。

特徴①通院頻度が少ない

治療中の通院回数は平均1.3回とお手軽でありながら、信頼と実績のある歯科医院とのみ提携しているため、安心して治療を受けられます。

特徴②治療開始前の相談が基本0円

無料相談では、初回相談にかかる検査・相談料がすべて無料。通常3万円かかる治療プラン作成費用も、0円で提供しています。

特徴③料金がリーズナブル

hanaravi(ハナラビ)は、患者様の歯並びの状態に合わせて3つのプランを用意しています。

それぞれのプランに応じて、月額数千円からの支払いに対応したローンも提供しています。

  • Basicプラン(軽度の矯正) 月額3,600円(税別)※1 または一括払いで30万円(税別)
  • Mediumプラン(軽~中程度の矯正) 月額4,500円(税別)※2 または一括払いで45万円(税別)
  • Proプラン(中度以上の矯正) 月額6,300円(税別)※3 または一括払いで60万円(税別)
  • ※1年利2.5%で91回払いの場合※2年利2.5%で113回払いの場合※3年利2.5%で106回払いの場合

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