後悔しない矯正歯科の選び方を医師が解説!絶対に押さえておきたい6つのポイント

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。 https://www.med.oita-u.ac.jp/ https://www.oita-u.ac.jp/
 

歯科矯正は、治療期間が長く料金も安くはありません。 そのため、クリニック選びが非常に重要です。

しかし、実際に矯正を行った人のなかには「仕上がりがイメージと違った」「予想外のトラブルで後悔した」という声も少なくありません。

この記事では、矯正治療の専門知識を持つ医師監修のもと、失敗しない矯正歯科の選び方を徹底解説します。

クリニック選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

目次

1. 矯正歯科を選ぶ際に気をつけるべき7つのポイント

矯正歯科を選ぶポイントは主に6つあります。

(1)日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか

矯正治療の技術や知識を確認するうえで、日本矯正歯科学会の認定医(専門医、指導医など)が在籍しているかを確認しましょう。

日本矯正歯科学会とは
全国各地の7,000人程度の会員で構成される、日本を代表する歯科矯正学の学術団体のこと。

日本矯正歯科学会では、歯科矯正において適切な知識と経験を持つ医師を「認定医」「指導医」「臨床指導医」として認定しています。

それぞれの資格の違いについては、「こちらの章」をご覧ください。

歯科医師の経験やスキルを一般の人が判断するのは難しいため、日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているかを確認すると良いでしょう。

同学会の資格取得者は、歯並びの見た目や咬み合わせの機能面に関する知識・技術を持ち、最新医療技術の研修を受けています。

認定医がいるクリニックを選ぶことで、安心して治療を受けることができるはずです。

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hanaravi(ハナラビ)では、矯正治療の専門知識が豊富な、専門の歯科医師のみと提携しています。

患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

(2)コミュニケーションをしっかりとれる医師か

2つ目のポイントは「コミュニケーションがしっかりした医師かどうか」です。

費用が高額で、治療も長期間に及び、矯正装置の不具合などがしばしば生じる歯科矯正において、医師とのコミュニケーションの取りやすさは非常に重要なポイントです。

しっかりとした経験やスキルを持った医師であっても、忙しさや人員不足などの事情により、適切なコミュニケーションがとれなくなっている場合もあるでしょう。

コミュニケーションの問題について会ってすぐ判断するのは難しいところですが、次のようなポイントを確認するのがおすすめです。

① 休診日が多くないか

クリニックの中には、医師の忙しさなどの事情により、休診日が多く設定されていたり、非常勤の医師が治療を担当しているところもあります。

しかし、できれば休診日が少ないクリニックや、常勤の医師が対応してくれるクリニックを選ぶと良いでしょう

矯正治療中は、矯正装置が破損したり不具合を起こしたり、痛みや違和感が生じたりすることもしばしばあります。

その際、休診日が多かったり、担当の医師の欠勤が多いと対応してもらうタイミングが遅れてしまいます。

② 待ち時間が長くないか

忙しさなどの問題から、待ち時間が長く、対応時間が少ないクリニックもあります。

30分以上待たされるなど、慢性的な忙しさを抱えているクリニックもまた、上記と同じ理由で避けた方が無難です。

③ 治療前の説明を丁寧に行ってくれるか

医師のコミュニケーションの丁寧さを見極めるうえで、治療前の説明は非常に重要です。

クリニックによっては矯正の無料相談などを行っているところもありますが、なかには、すぐにレントゲンを取ったり、検査を行ったりして契約を進めようとするところもあるようです。

「相談」と「検査」「診断」は別のものなので、その点を混同する医師もまた避けたほうがいいでしょう。

矯正医セレスタ麻里子

説明ってとっても大事です。お互い納得のいくかたちで治療を進めたいですね。

④歯科医師が常勤であるか

医院によっては歯科医師が常にいるとは限らず、週の数日だけしかいない場合があります。

その場合、例えばワイヤー矯正だったらブラケットが取れてしまったり、マウスピース矯正だったらアタッチメントが取れてしまったりすると、どうしても再処置が必要になってしまいます。

担当医の診療日が空いていない場合、治療期間が長引いたり、治療費も高くなったりする可能性もあるでしょう

どの医院のどの歯科医師が常にいるか、事前に調べておいて損はないでしょう。

(3)自分に合った矯正治療を選べるか

3つ目のポイントは「自分に合った矯正治療を選ぶことができるか」です。

歯科矯正には以下のような種類があり、特徴や金額が異なります。 矯正方法の比較表。マウスピース矯正の特徴は、目立ちにくい、自分で着脱可能、痛みが比較的少ない、食事の邪魔にならない、歯磨きしやすい、費用が比較的安価な点。適応症例は出っ歯、すきっ歯、受け口、八重歯、がたつきのある歯並び。快適さは◎、治療期間は1~2年。費用の目安は60~100万円(部分矯正の場合10~40万円)。表側矯正(ワイヤー矯正)の特徴は、適応症例が多い、矯正装置が目立つ、痛みや違和感が比較的強い、食事や口腔ケアがしにくい点。適応症例は、出っ歯、すきっ歯、受け口、八重歯、がたつきのある歯並び、歯を大きく動かす必要のある歯並び。快適さは△、治療期間は2年程度。費用目安は60~130万円(部分矯正の場合30~60万円)。裏側矯正(ワイヤー矯正)の特徴は、適応症例が多い、目立ちにくい、費用が比較的高額、食事や口腔ケアがしにくい、口内炎ができやすい、喋りづらい点。適応症例は表側矯正と同様。快適さは×。tiryoukika年程度。費用目安は100~170万円(部分矯正の場合40~70万円)。セラミック矯正の特徴は、治療期間が短い、健康な歯を削る必要がある、神経を取る場合がある、噛み合わせは治療できない、痛みが出ることがある、費用が高額、歯の色も選べる点。適応症例はマウスピース矯正と同様。快適さは◎。治療期間は即日~数ヶ月程度。費用目安は1本あたり8~18万円。

矯正治療を受ける場合、歯科医師が患者の歯の状態をチェックしつつ、予算や要望などから適切な治療方法を選択します。

クリニックによって、使用する矯正装置や矯正方法が異なります。

ワイヤー矯正もマウスピース矯正も選べるクリニックもあれば、どちらかいっぽうしか選べないクリニックもあるのです。

希望する矯正方法について、事前に調べておくことも大事でしょう。

その上で、自分にあった矯正方法を提供しているクリニックを選ぶこともひとつの基準となるはずです。

(4)料金体系が明確で適正価格か

4つ目のポイントは料金体系が明確で適正価格かです。 矯正は自由診療なので、クリニックによって費用はバラつきがあります。

「安い費用のクリニックを選ぶ」という視点も重要ですが、ここまで解説している通り、失敗をしないためには複数の観点から吟味することが重要です。

また、支払い方法にも注意しましょう。

歯科矯正には、「あらかじめ決まった総額を支払う方法(総額制)」と「治療ごとに支払いを行う方法(処置別払い制))」があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

総額制(トータルフィー制) 処置別払い制
最初からすべて込みの料金が決まっている。クリニックによっては処置代やリテーナー費用が別途かかる場合もある。 最初に「診断料」「検査料」「初期装置代」などの基本料金を支払い、毎回の治療ごとに再診料等を支払う方法。通院回数や治療の長さによって総額が変わる。

【メリット】

・はじめに提示された総額以上の支払いが発生しない
・治療費の全体像が分かりやすい
・治療が長引いても費用が変わらない

【メリット】

・矯正期間が短く済めば支払い額が抑えられる可能性もある
・総額制より初期費用が安い場合がある

【デメリット】

・矯正期間に関わらず治療費が変わらない
・総額に含まれない費用が発生するケースもある

【デメリット】

・一見安く見えても最終的なコストが大きくなることがある
・矯正期間が長いほど費用がかかる
・治療前に治療費の総額がわからない
・「あとどれくらい費用がかかるのか」が不安になりやすい

歯科矯正の口コミでは、予定通りに歯が動かず、矯正期間を延長し、想定していた金額よりも支払うことになった……という声がしばしば挙がっています。

そうした後悔が生じないよう、あらかじめ支払い方法について確認しておくことが重要です。

(5)トラブルの際のフォロー体制が整っているか

5つ目のポイントは「トラブルが生じた際のフォロー体制が整っているか」です。

歯科矯正では、矯正装置の不具合や、それに伴う歯の痛み・違和感などがしばしば生じます。

その際、きちんと相談してくれる仕組みが整っているかが重要です。

たとえば、マウスピース矯正ブランドのhanaravi(ハナラビ)なら、矯正中の悩みやトラブルについてLINEや電話で気軽に相談できる仕組みが整っており、安心して治療を行うことができます

クリニックを選ぶ際も、上述したとおり、担当する医師が常勤かどうかが重要になります。

また、担当医以外のスタッフや歯科衛生士が矯正に関する知識を充分に持っているクリニックであれば、対応もスムーズでしょう。

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(6)歯科矯正のための設備が整っているか

6つ目のポイントは「歯科矯正のための設備が整っているか」です。

具体的な設備としては、たとえば、「セファログラム」撮影のための機材が挙げられます。

セファログラムとは、矯正に使用されるレントゲン写真のことで、歯列や頭部のデータを取得するために用いられるものです。

セファログラムは、通常の矯正専門のクリニックには導入されているはずなので、確認しても良いでしょう。

そのほか、正確な診断を行うために3次元映像を撮影する「3DCT」という機器などもありますが、こうした最新機器はすべてのクリニックで導入されているものではありません。

このように、設備投資などをしっかりと行っており、最新技術を駆使して正確な診断・治療を行っているクリニックであれば、専門性の高い矯正を行うことができる可能性が高いといえるでしょう。

矯正医セレスタ麻里子

セファログラムは矯正治療で診断に使う大切な資料となります。

(7)通いやすい場所にあるか

矯正治療は長期間通う必要があるため、通いやすい立地にあるクリニックを選ぶことは重要です。

自宅や職場からのアクセスが良い場所にあるクリニックであれば、通院の負担が軽減されます。

また、駅近や駐車場完備など、交通の便が良い場所にあると、急な予定変更にも柔軟に対応できるので便利です。

治療を続けやすくするためにも、通院しやすい立地は大切なポイントです。

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初診による対面診断のあとは、最低限の通院で矯正を行っていただけるので、立地に関係なく質の高い矯正治療を受けていただけます。

2. 矯正歯科とは?一般歯科とどう違う?

「そもそも矯正歯科ってどんなことをしてくれるの?」という方のために、矯正歯科について解説します。

  1. 矯正歯科とは
  2. 一般歯科との違い
  3. 矯正専門クリニックのメリット・デメリット
  4. 一般歯科での矯正のメリット・デメリット
  5. まとめ:矯正専門クリニックでの治療が安心

(1)矯正歯科とは

矯正歯科は、歯並びや噛み合わせの問題を専門的に治療する歯科医院のことを指します。

歯の位置や顎の発育を適切に整えることで、見た目の美しさだけでなく、口内の機能性を向上させることを目的としています。

治療が必要となる不正咬合(例えば、出っ歯や受け口、乱ぐい歯(ガタツキ)など)を改善し、食事や発音をスムーズにするほか、歯の健康も保ちます。

具体的な治療方法や費用が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

大人の歯科矯正の値段は?方法別の費用相場や料金、支払方法や控除の仕組みまで解説! 大人の歯科矯正の値段は?方法別の費用相場や料金、支払方法や控除の仕組みまで解説!

(2)一般歯科との違い

矯正歯科と一般歯科はそれぞれ治療の目的や専門性が異なります。

矯正歯科

一般歯科

歯並びや噛み合わせを改善する専門の歯科医院

虫歯や歯周病、親知らずの抜歯など一般的な歯科治療を行う

歯列矯正に特化した治療を提供する

矯正治療は対応していない場合もある

一般歯科は虫歯や歯周病の治療を主に行う一方で、矯正歯科は歯並びや噛み合わせを専門的に治療します。

そのため、矯正を希望する場合は矯正歯科に通うことをおすすめします。

ただし、矯正治療前に虫歯や歯周病の治療が必要なケースもあるため、一般歯科との連携がしっかりと取れているクリニックを選ぶと安心です。

(3)矯正専門クリニックを選ぶメリット・デメリット

矯正専門のクリニックを選ぶメリット、デメリットをご紹介します。

【メリット】

矯正専門のクリニックを選ぶメリットをご紹介します。

  • 専門性が高い
  • 難症例にも対応できる
  • 治療の選択肢が豊富
  • 矯正治療に特化した設備がそろっている

【デメリット】

矯正専門のクリニックを選ぶデメリットをご紹介します。

  • 虫歯・歯周病の治療はできない
  • クリニックによっては一般歯科より費用が高額

矯正歯科での矯正が向いている人

  • 歯並びが大きくガタガタしている人
  • 噛み合わせが悪い人
  • 非抜歯矯正や外科矯正を検討している人
  • 高度な技術を求めている人
  • 治療の選択肢を幅広く探している
  • 難症例の自覚がある人
  • 失敗のリスクを低減したい人

(4)一般歯科で矯正するメリット・デメリット

一般歯科で矯正治療をするメリットがないわけではありません。

一般歯科で矯正するメリット

  • 矯正専門クリニックに比べて安いこともある
  • 同じ医院で歯の治療が完結できる
  • 家の近くで気軽に受けられる

一般歯科で矯正するデメリット

  • 専門的な治療が難しい場合がある
  • 治療計画が不十分なことがある
  • 矯正装置の選択肢が限られていることがある
  • 歯科医師の知見が不足している場合がある

一般歯科での矯正が向いている人

  • 初期費用を抑えて矯正を始めたい人
  • 一か所で治療を完結させたい人
  • 通いやすさを重視したい人

(5)まとめ:矯正専門クリニックでの治療が安心

矯正治療は、専門的な知識と経験を持つ矯正専門クリニックでの治療が安心です。

特に難しい症例や複雑な治療が必要な場合、矯正専門の歯科医師に相談することで、より確実な結果を得ることができます。

治療の選択肢も広がり、安心して長期間の治療を続けられるので、矯正治療を真剣に考えている方には専門のクリニックを選ぶことをおすすめします。

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3. 矯正歯科を選ぶ際のよくある疑問

上記のようなポイント以外にも、まだまだ疑問に思う点が多い人もいるでしょう。

ここでは、矯正歯科にまつわる「よくある疑問」にお答えします。

  1. 矯正歯科/一般歯科/審美歯科の違いは?
  2. 認定医と専門医の違いは?
  3. カウンセリング時にどんなことを聞けばいい?
  4. 失敗した場合、どんなトラブルがあり得る?
  5. マウスピース矯正ブランドの選び方は?
  6. 総額制と処置別支払い制、どっちが良い?

(1)矯正歯科/一般歯科/審美歯科の違いは?

矯正歯科と一般歯科、審美歯科の違いは以下の表のとおりです。

矯正歯科 【特徴】 ワイヤーやマウスピースを使って歯を移動させる 【ポイント】 ・審美歯科に比べて長期間の治療が必要 ・咬み合わせなど歯の機能的な問題を解決する ・天然の歯で口元の問題を解決する ※虫歯や歯周病の治療に関しては対応してない矯正歯科もある
審美歯科 【特徴】 歯を削って白い被せ物をするなどして歯列を整える 【ポイント】 ・矯正歯科に比べて短期間(1週間~3カ月)で治療が終わる ・口元の見た目など審美的な問題を解決する ・天然の歯を削ったり抜いたりすることになる
矯正も行っている一般歯科 【特徴】 ・主に虫歯や歯周病などの治療を行っている ・日常的に矯正治療も行っている ※矯正を行っていない一般歯科は多い 【ポイント】 ・虫歯や歯周病を患っているものの、矯正治療を行っている人におすすめ

審美歯科では天然の歯を削ったり抜いたりして歯並びを整えます

一方、矯正歯科は主に天然の歯を移動させて治療を行います(歯並びによっては抜歯や歯の研磨が必要なケースもあります)。

審美歯科がおすすめなタイプは「短期間で口元の審美性を改善したい」という人です。

矯正歯科がおすすめなタイプは「天然の歯の機能性や審美性を改善したい」という人です。

また、一般歯科で矯正を行っているクリニックは、虫歯や歯周病などの問題を抱えた人におすすめです。

虫歯や歯周病がある場合、矯正治療に移行できない(矯正を進められない)可能性もあるためです。

一般歯科で矯正を行う場合の注意点としては、矯正を担当する医師がクリニックに常勤しているかが挙げられます。

矯正の担当医の勤務時間が少ないクリニックだと、思うように予約がとれなかったりと不便なことが生じます。

矯正医セレスタ麻里子

歯の神経をとって歯並びを良くするのはもったいない気がします…。 でもしっかりと治すなら審美歯科! できれば、矯正歯科と審美歯科両方に行って話を聞き、納得する形で治療方法を選んでいただきたいです!!

(2)認定医と専門医の違いは?

日本矯正歯科学会には「認定医」「専門医」「指導医」という認定基準があります。それぞれの違いは以下の通りです。

資格名

条件・取得要件

更新要件

主な役割

認定医

・学会指定の研修施設で5年以上の研修修了
・診療および学術活動の実績
・症例審査に合格

・5年ごとに研修単位の取得
・更新症例報告・審査に合格

・矯正歯科治療の基本的な知識と技術を持つ医師

専門医

・認定医資格を取得
・診療および学術活動の実績
・筆記試験と症例審査に合格

・5年ごとに診療活動、学術活動の実績
・更新症例審査に合格

・高度な診断・治療技術を持つ医師
・他職種との連携を図り標準的な治療を提供

研修指導医

・専門医資格を取得
・12年以上学会会員
・指導者講習会受講
・学術活動の実績

特になし
ただし学会活動が重要とされる

・専門医の育成
・矯正歯科医療の指導者として教育・指導に従事

臨床医

・(旧臨床指導医)
・認定医資格を取得
・学術活動の実績
・症例審査に合格

・5年ごとに研修単位の取得
・更新症例審査に合格

・高度な治療技術と経験を持つ医師
・他職種と連携し、適切な指示を与える

指導医

・(研修指導医へ移行予定)
・認定医資格を取得
・12年以上矯正歯科に専従
・教育・学術活動の実績

・5年ごとに研修単位の取得

・認定医の育成
・矯正歯科医療の指導的役割
・教育・研究に集中して活動


(参考:日本矯正歯科学会

ずしも「認定医や専門医以上でなければ信頼できない」というわけではありません

ですが、一般の方が歯科医師の質を見極めるのは至難の業。

ぜひ歯科医師選びの参考にしてみてください。

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(3)カウンセリング時にどんなことを聞けばいい?

歯科矯正では、具体的な治療に入る前に、歯並びに関する悩みや要望などを共有するカウンセリングを行います

カウンセリングで共有する事項としては、たとえば以下のような点が挙げられます。

  • 現在の自分の歯並びのどこが気になるのか
  • 将来的に矯正を行ってどんな歯並びになりたいのか
  • 矯正の予算としてどれぐらいの金額を想定しているか
  • 矯正の期間としてどれぐらいの期間を想定しているか

矯正医セレスタ麻里子

カウンセリングはとっても大切です。 カウンセリングにいく前に、聞きたいことリストを作っていくことをおすすめします!

(4)失敗した場合、どんなトラブルがあり得る?

歯科矯正を行った人の口コミのなかには「後悔した」「失敗した」という声もしばしば挙がっています。

代表的な歯科矯正の失敗事例としては、以下の表にある7つの事例が挙げられます。 このような失敗をしないためにも、本記事で解説した6つのポイントを意識して矯正歯科選びを行うことが重要です。

なお、歯科矯正における失敗や対処法についてはこの記事で詳しく解説しています。

歯科矯正でよくある7つの失敗事例!防ぐ方法と失敗後の対応も解説! 歯科矯正でよくある7つの失敗事例!防ぐ方法と失敗後の対応も解説!

(5)マウスピース矯正ブランドの選び方は?

数多くのブランドが存在するマウスピース矯正ですが、どれを選べばいいのか迷っている人は、以下の点を検討してみるといいでしょう。

  • 費用や料金体系:費用のほか、「総額制」「都度払い制」で料金体系が異なる
  • 適用症例:「前歯中心の矯正のみ」「奥歯を含めた歯列全体の矯正が可能」などブランドによって適用症例が異なる
  • サポート体制:LINEやカメラを使ったオンライン診療が行えて、通院不要になるブランドもある

マウスピース矯正ブランドの選び方や、7つのブランドの比較については、以下の記事で詳しく解説しています。

マウスピース矯正のおすすめ8ブランドを徹底比較!メリット・デメリットや選び方を解説 マウスピース矯正のおすすめ8ブランドを徹底比較!メリット・デメリットや選び方を解説

(6)総額制と処置別支払い制、どっちが良い?

総額制と処置別支払い制で迷っている人は、以下の診断を参考にしてみてください。

矯正費用タイプ診断

Q1. 矯正費用は、できるだけ最初に全部知っておきたい?

Q2. もし途中で治療をやめても、返金がないのは許容できる?

  • はい → トータルフィー制が向いています!
  • いいえ → 処置別払い制を検討してもいいかも

Q3. 月々の支払いを細かく管理できる自信がある?

  • はい → 処置別払い制が向いています!
  • いいえ → トータルフィー制のほうが安心かも

【診断まとめ】

支払い方法 こんな人におすすめ
総額制(トータルフィー制) 総額をできるだけ早く把握しておきたい人
通院ごとの支払いをできるだけ減らしたい人
処置別払い制 初期費用をできるだけ抑えたい人
支払いを分割して無理なく続けたい人
hanaravi(ハナラビ)は総額制
hanaravi(ハナラビ)では、症例にもよりますが月々3,600円という低コストから矯正治療が可能です。 また、矯正開始前に治療にかかる総額を提示し、追加の費用は頂きません。

4. 通院不要なマウスピース矯正を行いたいならhanaravi(ハナラビ)

月々3,600円から始められるマウスピース矯正のhanaravi(ハナラビ)なら、ワイヤー矯正にもマウスピース矯正にも詳しい医師が治療を行うため、「自分に合った治療法を選びたい」という人にぴったりです。

LINEによるサポート体制も完備しているので、安心して矯正を行うことができます。

矯正歯科選びや、マウスピース矯正ブランド選びで困っている方は、無料相談も行っているhanaravi(ハナラビ)にまずはご相談ください 千葉エリアの矯正歯科・クリニック10選!評判や安さ、特徴を紹介

(1)その他のhanaravi(ハナラビ)の特徴

  • 「定額制」で余計な費用負担ナシ
  • 「経験豊富な歯科医師」が担当するため、失敗も少ない
  • 「矯正後のイメージを見て契約」で、予定通りの矯正を実現
  • 「マウスピース矯正」で痛みも少なく、見た目も気にならない
  • 「リテーナー1回無料」でアフターケアも万全
  • 「LINEサポート」で通院不要

(2)hanaravi(ハナラビ)の治療症例

①すきっ歯

すきっ歯の症例

症状 正中離開(すきっ歯)
費用 ¥300,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約6ヶ月
年齢 31歳
性別 男性
治療内容 11番、21番が正中から離れている為、そこを優先的にマウスピースで動かしてで埋める。 それに伴い上下顎の軽度のガタツキを治療。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先 天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

②出っ歯(口ゴボ)

上の前歯が極端に前に突き出している状態です。歯の生える向きが悪いケースのほか、顎の骨そのものが前に突き出ている「上顎前突」と呼ばれるケースもあります。 出っ歯の症例

症状 上顎前突(出っ歯)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約8ヶ月
年齢 21歳
性別 女性
治療内容 11番、21番の前突をマウスピースにて舌側傾斜させて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

③ガタツキ(叢生)

歯と歯の間に隙間が空いてしまう症例を指します。歯が小さかったり、ねじれ等によってまっすぐ生えていなかったり、といった様々なことが原因で発生します。

ガタツキのある歯の症例

症状 叢生(前歯のガタツキ)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約1年
年齢 28歳
性別 女性
治療内容 主訴は11番の前突、それによる歯列弓全体に及ぶ叢生をマウスピースを用いて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

(4)hanaravi(ハナラビ)を利用した患者様の声

マウスピース矯正hanaraviで治療した患者の声。「最初の2日間だけ痛かった。あっという間に矯正できてよかった。マスクの時代と、マウスピース矯正で目立たず矯正できたので嬉しい。歯磨きする回数が増えたので衛生的で良い気がする」 マウスピース矯正hanaraviで治療した患者の声。「必要最低限の来院とコストで最大限の治療をしていただいたと思っています。疑問にも丁寧にお答えいただいたと思います。何より皆さん人当たりがよく、本当にストレスなく治療を終えることができました」 マウスピース矯正hanaraviで治療した患者の声。「最初は慣れるまで取り外しがたいへんでしたが、慣れたら継続もしやすく透明なので、日常も気にならなかったです。LINEで交換日も連絡いただいていたのでスケジュール通りに侵攻しやすかったです。

※治療効果には個人差があります

(5)安心できるマウスピース矯正に向けたhanaravi(ハナラビ)の取り組み

hanaravi(ハナラビ)のサービスを安心してご利用いただくために、弊社では以下のような取り組みを行っています。

①対面診療を基盤とした矯正治療の実施

従来通り、hanaravi(ハナラビ)の治療は歯科医師の対面診断を基盤に、患者様にサービスを提供します。

初診では、必ず歯科医師による対面での診察・診断を行った上で治療を開始。

治療計画に遅れがみられる場合も、歯科医師による対面診療を実施して追加処置などを検討・実施しています。

②専門の技工士によるマウスピースの製造

マウスピースの製造は、ヤマト運輸の拠点にあるhanaravi(ハナラビ)の技工所で行っています。

2022年4月、保健所の検査を経て設立した技工所では、弊社の技工士がヤマト運輸の機器を用いてマウスピースを作成しています。

また、マウスピースの配送についても、歯科医院からの送付という形をとっています。

歯科矯正の「hanaravi(ハナラビ)」がクロネコヤマトと提携!マウスピース矯正器具のオンデマンド製造・配送サービスを開始

公式LINEアカウントから症状別の費用目安がチェックできますので、まずはお気軽にご確認ください。

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