歯列矯正で美人になった?Eラインや口ゴボ(口ゴボ)、歯並びを直して美人になった事例を紹介

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。
 

「美人になった」という印象に大きく影響するのが、口元の美しさです。
歯列矯正で口元の形が整ったことで「前より美人になった」と実感する方もいらっしゃいます。

歯列矯正がどう「美人」になることに繋がるのか、理由や事例をご紹介していきます。

1.美人になる印象をつくる「歯並び」と「Eライン」

美人の定義は人それぞれですが、特に口元の印象は人の見た目を決定づける最も重要な要素の一つです。
中でも重要なのが、歯並びEラインと呼ばれる要素で、どちらも歯列矯正によって整えられる可能性があります。

以下では、口元の印象を改善する上で重要な「歯並び」と「Eライン」の2つをより詳しく解説していきます。

①清潔感やだらしなさ等の印象に繋がる「歯並び」

美人の印象を与える1つ目の要素は「歯並びが整っていること」です。

例えば、歯と歯の間に隙間があいてしまう「すきっ歯」をはじめ、歯並びの悪さが顔の印象に大きな影響を与えます。

hanaravi(ハナラビ)が全国19歳~24歳の男女600人を対象とした「Z世代に聞いた歯並びに関する調査」でも、マッチングアプリで相手に会った際、相手の歯並びの悪さが気になったと回答した人が4人に1人もいるという調査結果が出ています。

また、「あなたは、異性の歯並びが気になりますか。」という質問に対して、男性側は48.0%、女性側は実に68.7%の人が「気になる」と回答しています

歯並びの悪い異性に対するイメージとしては、

  • 「清潔感がない(46.0%)」
  • 「だらしなさそう(27.7%)」
  • 「臭そう(22.7%)」
  • 「生活が苦しそう(16.3%)」

と、ネガティブなイメージが並んでいます。

歯並びを整えることで、ネガティブな印象をなくすことができ、「美人」のイメージに近づくと言えます。

②横顔の美しさにつながる「Eライン」

美人の印象を与える2つ目の要素は「Eライン(エステティックライン)」です。Eラインとは、横顔の美しさの基準として使われるもので、歯科医師のロバート・リケッツが1954年に提唱した考え方です。

Eラインとは「下あごの突端部と鼻先を結ぶ線」のことを指し、上下の唇がEラインに重なるか、Eラインの内側にある状態が理想的な横顔とされます。

Eラインが崩れる要素として、「出っ歯(上顎前突)」や「受け口(下顎前突)」などがあります。これらの歯並びは、いずれも歯科矯正によって治せる可能性があります。

矯正によってEラインを整えることで、横顔が「美人」であるという印象を持ってもらうことができます。

2.歯列矯正をすることで得られるその他のメリット

ここまで、歯列矯正を行うことで、Eラインや歯並びを改善し、顔立ちを整えることができる点を述べてきました。

ここからは、歯列矯正を行うことによるその他のメリットをご紹介していきます。

・輪郭がきれいに出る

歯並びを改善することで、顔の輪郭がきれいに出ることがあります。
顔立ちがはっきりすることで、美人に近づくことも可能です。

・嚙み合わせが改善する

噛み合わせを改善することで、物をしっかりと噛めるようになります。
物をしっかりと噛むことができるようになることで、日々の食生活が充実するだけでなく、口周りの筋肉が発達し、表情が豊かになります。

・口内環境が改善する

歯並びを改善することで歯ブラシがうまくできるようになり、磨き残しが少なくなります。
口内環境が改善すると、虫歯や歯周病になるリスクが小さくなり、健康な歯を保つことに繋がります。

いかがでしょうか?
歯列矯正をすると、歯並びやEラインの改善にとどまらず、様々なメリットがあるとお分かりいただけたと思います。

3.症例別!歯列矯正の事例紹介

上記で述べたように、歯列矯正を行うことは「美人になった」という印象を持ってもらうことにつながります。

ここでは、hanaravi(ハナラビ)での矯正事例を元に、歯列矯正前後でどこまで印象が変わるのかを症例別に見ていきましょう。

  1. 上顎前突(出っ歯・口ゴボ)
  2. すきっ歯
  3. 叢生・八重歯

①上顎前突(出っ歯・口ゴボ)

出っ歯の症例

症状 上顎前突(出っ歯)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約8ヶ月
年齢 21歳
性別 女性
治療内容 11番、21番の前突をマウスピースにて舌側傾斜させて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 こ
の場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。
歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考え
られます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行い
ます。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがござ
います。. 矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考
えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

「上顎前突(出っ歯)」とは、上の歯が下の歯と比べて極端に出ている状態を指します。上顎前突(出っ歯)は、歯並びの印象が悪くなるだけでなく、Eラインの崩れにもつながる症例です。

上記の事例では、hanaravi(ハナラビ)によるマウスピース矯正により、6か月間にわたり、前に倒れている歯をまっすぐに治す矯正を行いました。

 

上の画像の通り、出っ歯の矯正によって唇の位置がEラインの内側に入り、「美人」とされる横顔に近づいたことがわかります。

hanaraviでの矯正のポイント
  • 歯を磨いて削ることで歯と歯の間にスペースを作り、前歯をより奥に動かすことが可能に。
  • アタッチメントと呼ばれる器具を併用することで、効果の高いマウスピース矯正を実施。
※歯並びではなく顎の骨自体が前に出ている場合など、マウスピース矯正で対応できない場合もあります

②すきっ歯

すきっ歯の症例

症状 正中離開(すきっ歯)
費用 ¥300,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約6ヶ月
年齢 31歳
性別 男性
治療内容 11番、21番が正中から離れている為、そこを優先的にマウスピースで動かしてで埋める。
それに伴い上下顎の軽度のガタツキを治療。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場
合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動か
すことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先
天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。 矯正治療中
に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。. 矯正治療に
よって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。 多くの場合
は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

歯と歯の間に隙間が生じて、歯同士が離れている状態を「すきっ歯」と呼びます

すきっ歯は、顎に対して歯が小さいことや、舌癖(舌で前歯を押す癖)・口唇癖(唇で前歯を押す癖)が原因とされています。

すきっ歯の症例では、矯正器具によって歯を動かし、隙間を無くす治療を行います。

hanaraviでの矯正のポイント
  • MFTと呼ばれる、すきっ歯の原因となる癖の治療も合わせて実施し、再発を防ぎます。

③叢生(そうせい)/ 八重歯

ガタツキのある歯の症例

症状 叢生(前歯のガタツキ)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約1年
年齢 28歳
性別 女性
治療内容 主訴は11番の前突、それによる歯列弓全体に及ぶ叢生をマウスピースを用いて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 こ
の場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。
歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考え
られます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行い
ます。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがござ
います。. 矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考
えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

歯の大きさに比べて顎が小さい等の原因により、歯が重なって生えている状態を「叢生(そうせい)」と呼びます
いわゆる「八重歯」も、犬歯が外側に飛び出ている状態であり、叢生に含まれます。

hanaraviでの矯正のポイント

hanaravi(ハナラビ)では、マウスピース矯正だけでは難しい症例にも、マウスピース矯正とワイヤー矯正の両方を行う「ハイブリッド矯正」や、抜歯を行うことで対応が可能です。

4.歯列矯正の治療方法は3つ!それぞれのメリット・デメリットやおすすめの人の特徴

歯列矯正を行う方法には、

  • マウスピース矯正
  • 表側矯正
  • 裏側矯正

の3つがあります。それぞれの特徴を紹介していきます。

①マウスピース矯正

メリット ・取り外しが可能で、痛みが少ない
・透明なため目立ちにくい
・価格がリーズナブル
デメリット ・対応できる症例が限られる
・歯科医師による差が大きい
おすすめの人 ・リーズナブルな価格で矯正を初めたい人
・目立たずに矯正したい人
費用相場
(hanaraviの場合)
30万〜60万円程度
(月々4,700円〜)

②ワイヤー矯正(表側矯正)

メリット ・適応できる症例数が多い
デメリット ・矯正器具が目立ちやすい
・口が閉じにくく、口元に厚みが出てしまう
・取り外しができない
・口内炎ができやすい
おすすめの人 ・ワイヤーの見た目を許容できる人
・大きな歯の移動がある人
費用相場 60万〜110万円程度

③ワイヤー矯正(舌側矯正・リンガル矯正)

メリット ・歯の裏に器具をつけるため目立たない
デメリット ・口内炎が舌にできやすくなる
・発音障害が起きやすい
・他の矯正方法よりも高額
・医師によって質が異なる
おすすめの人 ・目立たずに矯正したい人
費用相場 80万〜150万円程度

上記の通り、矯正の方法には様々なものがあり、特徴や費用感も異なります。

hanaravi(ハナラビ)では症例に応じて、マウスピース矯正だけでなく、ワイヤー矯正と組み合わせた「ハイブリッド矯正」にも対応しています。

従来のマウスピース矯正では難しかった症例でも矯正可能な場合がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

4.歯科矯正に関するお問い合わせはhanaravi(ハナラビ)

マウスピースを持った女性の写真。マウスピース矯正ハナラビは矯正を失敗したくないあなたのためのサービスです。

歯列矯正を行って歯並びを整えることは、顔全体の印象につながります。

hanaravi(ハナラビ)では、経験豊富で信頼できる歯科医師が矯正を担当します。またLINEで24時間365日、歯科矯正に関する相談を受け付けています。

hanaravi4つの特徴

矯正完了までのイメージを画像で確認できるほか、ワイヤーとマウスピースを併用するハイブリット矯正や、アタッチメントを併用した矯正にも対応しています。

見た目の影響を少なくしつつ、幅広い症例を短期間で矯正することが可能となっています。

マウスピースでの矯正を検討している方、歯並びにお悩みの方は、まずはご相談から、お気軽にご連絡ください。

監修歯科医師のご紹介
セレスタ麻里子(歯科矯正医師)

セレスタ麻里子
(矯正専門歯科医師 渋谷F&B矯正歯科・東京

神奈川歯科大学歯学部卒。神奈川歯科大学歯学部歯科矯正学講座。日本矯正歯科学会。歯科矯正で15年のキャリアを持ち、ワイヤー矯正(表・裏)だけでなく、マウスピース矯正も専門とする。

監修医師のご紹介
各務康貴(歯科矯正医)

各務 康貴(医師)

大分大学医学部卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事。若年層に予防や多くの臓器にアプローチするため口腔環境に興味を持ち、マウスピース矯正hanaravi(ハナラビ)を手掛ける株式会社DRIPS創業。