歯列矯正はやめたほうがいい?トラブルや失敗例から見る原因と対策

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。
 

歯並びを整える歯列矯正ですが、インターネット検索では「歯列矯正 やめたほうがいい」「歯列矯正 失敗」などといったキーワードが見受けられます。

またニュースでも、「無料でモニターが受けられる」という言葉にだまされ、高額のローンを組まされたうえに治療を中断されたとして、150人以上が歯科クリニック運営会社に2億円以上の集団訴訟を起こすといった出来事も報道されています。

参考:「マウスピース矯正」患者が集団提訴、健康被害の訴え続出 「実質0円」で拡大、多額ローン抱えたまま診療所が突如閉鎖

この記事では、こうした歯列矯正のトラブル・失敗に巻き込まれないために、歯列矯正にありがちな失敗例とその対策について解説をしていきます。

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1.歯列矯正のありがちな失敗事例4つ

多くの失敗の原因となっている要因のひとつに、

「歯列矯正は器具をつけておしまい」
「歯科医に丸投げしておけばOK」

という認識で治療にあたってしまうことがあります。

歯列矯正では、患者さん自身が気をつけたり、管理したりしなければいけないことが多くあります。歯列矯正でありがちな失敗事例とその対策について紹介していきましょう。

①思ったよりも費用がかさんでしまった

「想定外の追加費用で、当初の予想よりも大幅に費用がかさんでしまう…」という失敗例です。

すでに様々な検査や診断を受けたあとだから今さら断れず、高額な治療を契約してしまった、という場合のほか、月々の費用は手頃なものの、支払期間が想定よりも大幅に長く、矯正治療が終わったあとも長い間支払をしなければならないケースもあります。

・原因と対策:契約前に費用総額の確認を

こうした失敗は、契約前の見積もりと治療内容のイメージに、ズレがあることで起こります。

よくある事例としては、最初に提案された金額はあくまで途中までの治療の価格であり、完全に矯正を終えるまでに追加の支払いが必要となる場合や、初期の見積もりのほかに、通院ごとに費用がかかるといったケースがあります。

中には、理想的なゴールイメージを安く実現できるように見せながら、実際は不可能であったり、何度も追加で矯正を行わないといけない…といった場合もあるようです。

対策としては、治療を始める前に、治療完了までの総額を必ず確認し、また通院費などの追加費用がかかるかどうかのチェックも忘れずに行いましょう。

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②治療中の痛み

歯科矯正の治療中に、器具の違和感や痛みが気になって治療中断してしまうという事例もよく耳にします。

また、歯科矯正治療を受けてから体の別の部位に痛みや体調不良を感じるようになった、という体験談を聞くこともあります。

・原因と対策:様子を見ながら医師に相談を

「歯を動かす」という治療の特性上、個人差はありますが、歯科矯正には必ず痛みが伴います。ただし、矯正が進むにつれて痛みは治まる傾向にあるため、矯正初期の痛みは1~2週間程度様子を見てみましょう。

ただ、ワイヤー矯正で治療を行う場合、マウスピース矯正に比べて強い痛みを伴う場合もあります。頭痛や吐き気、痛すぎて眠れないといった症状が出た場合には、医師に相談してみましょう。

マウスピース矯正は、個人の症例、歯の一本一本の並び方に合わせて、オーダーメイドで矯正用マウスピースを制作することで治療を進めています。

矯正の進み具合に応じて、段階的に歯を動かしていくため、必要以上の負担を歯にかけることなく、ワイヤー矯正と比較すると少ない痛みで矯正を行うことが可能です。

hanaravi(ハナラビ)利用者へのアンケートでは、すべての方が交換後から3日以内に「痛みが治まった」と回答しています。

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「なるべく痛みが少ない治療がいい」と希望する方は、hanaraviのマウスピース矯正を検討してみてください。
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③矯正が思った通りの仕上がりにならなかった

矯正治療を続けているにもかかわらず、治療が思ったように進まない、希望の歯並びに近づかない、という悩みを持っている患者様もいらっしゃいます。

高い費用をかけて治療を行う以上、効果を得られないことは避けたい事例です。

・原因と対策:矯正専門の歯科医師へ相談を

矯正に関する相談をする際は、必ず「歯科矯正専門」の歯科医に相談しましょう。

歯科医にも、矯正を専門とする医師と、そうでない医師がいます。中には、矯正専門をうたいつつ、実際には歯列矯正の経験が浅い医師が担当するクリニックもあります。

経験豊富でない歯科医が矯正を行う場合、本来は対応できる症例を不可能だと判断したり、効率的でない歯の動かし方を提案したりといったことがあり、「思った通りに歯の矯正が進まない…」という失敗につながる可能性が高まります。

ウェブサイトにある医師のプロフィールを確認し、矯正専門の医師が担当してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

また、歯科矯正のクリニックの中には、矯正後のイメージを画像で見せてくれるところもあります。

口頭で説明されるだけでは、仕上がりのイメージはつきにくいものであるため、画像で仕上がりを確認しておくことで、矯正後のイメージのズレも少なくなるでしょう。

hanaraviの特徴

hanaravi(ハナラビ)では、矯正開始前に、患者さんひとりひとりの歯をスキャンし、詳細な3Dイメージを制作します。
矯正による効果をシミュレーションで分かりやすく提示し、矯正前から矯正後までの歯の動きを動画イメージで確認することができます。

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④治療後に歯が元に戻ってしまった

歯列矯正の失敗例として最も多く聞かれるものに、「治療終了後に歯並びがもとに戻ってしまった」というものがあります。
実際、インターネットで検索して見つかる失敗例としては、元に戻ってしまう事例が最も多く見受けられました。

せっかくお金と時間をかけて治療をしたのに、効果がなくなって元に戻ってしまっては意味がありません。

・原因と対策:リテーナーを決められた時間着用する

歯列矯正は、矯正器具をつけて歯並びを整えれば終わり、というものではありません。矯正直後の顎の骨はまだ弱く、力がかかると元の歯並びに戻ってしまいます。

歯並びが戻ることを避けるため、歯列矯正治療が終わった後には、歯を強制後の位置に定着させる「リテーナー」と呼ばれる器具の装着が必要となります。

このリテーナーを1日に着用する時間や、着用する期間も決められており、「戻ったからいいや」と自己判断でやめてしまうと、歯が定着せず元に戻ってしまいます。

リテーナーを装着する期間や方法については、主治医の指示に従い、正しく使用するようにしましょう。

2.生活が不便になる?歯列矯正で不便に感じるポイントとその対策

失敗というほどではないものの、歯科矯正の治療過程で気にする人が一定数いるポイントを紹介します。

治療に伴って起こりうる違和感や不便なポイントを事前に把握することで、治療をスムーズに進められることに繋がるため、以下で一つずつ紹介していきます。

①食事や就寝時に不快感がある

歯科矯正治療では、歯並びを調整するために器具をつけて生活することになります。器具の種類や形状によっては、装着に伴う不快感が大きくなることもあります。

歯に装着する器具であるため、食事や歯磨きなど、歯を使用する際に違和感を感じるという声がよく聞かれるほか、器具の違和感で眠りが浅くなったという声も聞くことがあります。

歯科矯正に使用する器具の中には、食事や歯磨きの際には自分で取り外し可能なものもあります。
生活上の不安があるようであれば、主治医にその旨を相談し、自由度の高い器具を使った治療を選択することもおすすめです。

取り外しが可能なマウスピース矯正の場合、食事中や歯磨きをする際の不快感をおさえることができます。

②見た目が悪くなってしまう

歯の表面に矯正器具を装着する場合、笑った時や食事のタイミングで他の人に器具が見えてしまいます。
器具を装着していることにより、笑顔の印象が変わる、あるいは、見た目が悪くなる、と考える人もいます。

最近では、選択できる矯正器具の種類は多岐にわたります。目立ちにくい透明のマウスピースや、外から見えないよう裏側に装着できる器具もあります。

目立ちにくい器具を選択することで、見た目に関するストレスを最小限に抑えて治療を受けることができます。

③仕事が忙しく、定期的な通院ができない

矯正治療を行う方の中には、仕事やプライベートが多忙で、定期的な通院が難しい方もいらっしゃいます。

適切に歯科矯正を受けるためには、定期的に歯の状態を歯科医に確認してもらい、適宜調整を受ける必要があります。

しかし、治療の予定を合わせることが難しい場合には、日常生活を送る上で矯正治療が負担になってしまい、治療期間中の大きなストレスとなりうります。

通院に煩わしさを感じる方には、オンラインで歯科医の観察を受ける治療方法をお勧めします。

hanaraviなら最低限の通院でOK

hanaravi(ハナラビ)では、定期的な通院を最小限にとどめ、LINEなどのツールを利用して写真を送るだけで治療を進めることができます。日常生活上の制約は最小限に抑えつつ、歯科医師の管理を受けながら安全に治療を進めることが可能です。

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3.「マウスピース矯正」のメリット

従来から続く歯科矯正といえは、銀色のワイヤー器具を歯の表面に装着して長期間過ごす、というものが主流でした。
しかし最近では、マウスピース矯正をはじめとした新しい技術が注目されています。

マウスピース矯正は、歯科医師の管理のもと作成された矯正用のマウスピースを装着することで、歯列を徐々に矯正していくという治療法です。

  • 取り外しが可能なため、「不快感が少ない」
  • 透明なため、「見た目もあまり気にならない」
  • 通院回数も少なくて済むため「忙しくても利用できる」

といったメリットがあり、いままでの歯列矯正に抵抗があった人にも利用しやすくなっています。

4.歯列矯正に関するご相談はhanaravi(ハナラビ)

歯列矯正は少なくない時間と費用のかかる治療法です。

治療を途中で中断することなく、本当に望んだ結果を得られるまで続けていくためには、本当に信頼できる歯科医師の元、自分に合った方法で治療を開始することが最も大切です

「自分に合った方法」とは、現在の歯並びと目指す姿だけではありません。長い治療期間を続けていくためには、患者さんそれぞれのライフスタイルや性格も考慮して治療選択することが大切です。

hanaravi(ハナラビ)では、歯科矯正に関して豊富な知識と経験を有する歯科医師のもと、プロフェッショナルなスタッフが一丸となって治療に当たっています。幅広い治療選択肢の中から、患者様一人ひとり最適な方法をご提案します。

「やめたほうがよかった」を防ぐ、hanaravi(ハナラビ)の特徴

  • 「定額制」で余計な費用負担ナシ
  • 「経験豊富な歯科医師」が担当するため、失敗も少ない
  • 「矯正後のイメージを見て契約」で、予定通りの矯正を実現
  • 「マウスピース矯正」で痛みも少なく、見た目も気にならない
  • 「リテーナー1回無料」でアフターケアも万全
  • 「LINEサポート」で通院不要

歯科矯正を成功させる鍵は、途中中断しないことです。そのためには、少しでも不安が残る状態で治療を開始するべきではありません。

hanaravi(ハナラビ)では、月々4,700円、総額30万円から治療が可能です。
少しでも歯列矯正を検討している方は、ぜひ無料相談をお申し込みください。

監修医師のご紹介
各務康貴(歯科矯正医)

各務 康貴(医師)

大分大学医学部卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事。若年層に予防や多くの臓器にアプローチするため口腔環境に興味を持ち、マウスピース矯正hanaraviを手掛ける株式会社DRIPS創業。

監修歯科医師のご紹介
セレスタ麻里子(歯科矯正医師)

セレスタ麻里子
(矯正専門歯科医師 渋谷F&B矯正歯科・東京

神奈川歯科大学歯学部卒。神奈川歯科大学歯学部歯科矯正学講座。日本矯正歯科学会。歯科矯正で15年のキャリアを持ち、ワイヤー矯正(表・裏)だけでなく、マウスピース矯正も専門とする。