矯正した方がいい噛み合わせとは?具体的な治し方やリスクも解説

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。
 

「噛み合わせが悪い気がする」

「矯正で噛み合わせも治せるの?」

そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、悪い噛み合わせの種類や正しい嚙み合わせの条件、矯正方法などについてご紹介します。

  • 費用相場
  • 治療期間
  • 矯正中の痛みやリスクについて
  • 保険適用になる条件
  • 矯正治療の流れ

についても解説しています。

この記事を読んで、あなたに合った矯正方法を選び、理想の噛み合わせを手に入れましょう。

1.矯正治療とは|不正咬合の改善について

歯科矯正治療とは、不正咬合を改善し、美しい歯並びや正しい噛み合わせを実現する治療のことです。

ここでいう不正咬合とは、いわゆる「歯並びが悪い」状態のことをいいます。

(参考不正の種類と実態|e-ヘルスネット

不正咬合の例としては、受け口(反対咬合)や開咬などが挙げられます。

不正咬合だと、見た目の問題が生じるほか、口内環境が悪化し、歯や歯茎などに様々なトラブルを引き起こすこともあります。

不正咬合は、以下の3つから成り立ちます。

  • 歯の位置の異常(歯のひとつひとつの位置がおかしいことによるもの)
  • 歯列弓形態の異常(歯の周囲の筋肉や舌の力のバランスが崩れることによって生じる)
  • 咬合の異常(上下の顎の発育がアンバランスなことによるもの)

(参考文献:葛西一貴, 後藤滋巳ほか『歯科矯正学第6版』(2022, 医歯薬出版)・厚生労働省e-ヘルスネット

矯正歯科では、治療前に検査を行い、こうした不正咬合の原因を特定することで、矯正の計画を立案します。

矯正方法にはさまざまな種類がありますが、代表的な例としてはブラケット矯正(ワイヤー矯正)やマウスピース矯正などが挙げられます。

治療費用は高額になることが多いため、医療費控除や保険適用の対象になるか、自己負担金がいくらになるかを確認しておきましょう。

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hanaraviでは、症例にもよりますが、月々4,700円という低コストから矯正治療が可能です。 また、矯正開始前に治療にかかる総額を提示し、追加の費用は頂きません。
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2.悪い噛み合わせとは|不正咬合の種類

悪い噛み合わせ(不正咬合)とは、具体的にどのようなものをいうのでしょうか。

ここでは、不正咬合の種類について解説します。

(参考文献:厚生労働省e-ヘルスネット

出っ歯(上顎前突)

出っ歯いわゆる出っ歯は、歯が前に出るように生えている状態で、上顎前突といいます。

上顎の骨が前に出ている骨格性と言われる出っ歯(骨格性上顎前突)と、歯並びの前歯部分が前に出ていることによる出っ歯(歯槽性上顎前突)があります。

出っ歯になる原因は、遺伝のほか、舌で前歯を押すような癖や、頬杖、乳幼児期の指しゃぶりなどもあります。

出っ歯が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

軽度の出っ歯の治し方とは?治療法を費用感も含めて解説!

hanaraviの特徴
hanaraviでは、矯正開始前に、患者さんの歯をスキャンし、詳細な3Dイメージを制作します。
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

 

受け口(反対咬合)

下顎前突症(受け口)のイラスト

受け口(下顎前突、反対咬合)は不正咬合のひとつで、歯を噛み合わせたときに下顎が上顎より前方に突出している状態を指します。

これも出っ歯と同じく、下顎の骨が前に出ていることが原因のものと歯が前に出ていることが原因のものがあります。

受け口は、下記のような不具合が出るケースがあり、単に見た目だけでなく機能的にも改善したい歯並びのひとつです。 

  • 前歯で食べ物を噛み切りにくい
  • サ行やタ行が発音しにくい
  • 下顎の動きが悪く、顎関節症を引き起こすリスクが高い
  • 虫歯や歯周病のリスクが高い
  • 口を閉じた時にへの字になる傾向があり、怒ったような表情に見えてしまう

受け口が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

受け口を治すには?原因や治療方法を解説!

八重歯・乱ぐい歯(叢生)

叢生(不正咬合)のイラスト

八重歯は、叢生(そうせい)と呼ばれる不正咬合の一種です。

叢生は、歯が並ぶための十分なスペースが足りないため、歯がきれいに並びきらず重なり合っている状態です。

八重歯も叢生種類の一つで、上の歯の前から3番目の犬歯(糸切り歯)が、両隣の歯よりも前に出ている状態です。

12歳以上20歳未満で叢生がある割合は約44%で、日本人の不正咬合の中でも多い歯並びといわれています(参考文献:平成23年歯科疾患実態調査|厚生労働省

不正咬合の割合

(出典:不正咬合の種類と実態|e-ヘルスネット

日本人は欧米人に比べてあごが小さい人が多いため、永久歯がすべて並んで生えるスペースがなくなり、叢生や八重歯になるケースが多いようです。

八重歯が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

八重歯を矯正する方法は?原因や治療方法を解説!

すきっ歯

空隙歯列(すきっ歯)のイラスト

すきっ歯は、専門用語では空隙歯列(くうげきしれつ)といい、歯と歯の間に2mmほどの間隔が空いてしまう歯並びのことをいいます。

コンプレックスに感じやすいだけでなく、発音への影響や、歯の間に食べ物が詰まりやすいなど機能面でも好ましくない点がいくつもあります。

すきっ歯が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

すきっ歯(空隙歯列)の治療方法は?治療の費用や期間、メリットデメリットを解説!

その他の不正咬合

上記のほか、不正咬合には以下のようなものもあります。

開咬(オープンバイト) 奥歯は噛み合うものの、上下の前歯に隙間ができている
状態のこと。
過蓋咬合(ディープバイト) 噛み合わせが深すぎて、上下の歯を噛み合わせたときに
上の前歯が下の前歯をほとんど覆ってしまう状態のこと。
切端咬合 噛んだときに上下の歯がぴったりと合わさり、先端同士
がぶつかっている状態のこと。
hanaraviは矯正経験豊富な専門医が対応
hanaraviでは、矯正治療の専門知識が豊富な、専門の歯科医師のみと提携しています。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

3.正しい嚙み合わせ|正常咬合とは

「そもそも正しい嚙み合わせの定義って何?」「正常咬合ってどんな状態をいうの?」

と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

実は正常咬合の基準はひとつではありません。大きく分けて、以下のような種類があります。

矯正治療においては、「個性正常咬合」を目指して治療計画を立てることになります。

矯正治療を行い、どのように「個性正常咬合」を目指していくかは、歯科医師の判断や経験によってしまうことがあるので必ず専門の歯科医師に口腔内を見てもらうことが重要です。

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理想正常咬合

理想正常咬合とは、歯の本数や咬合面に異常がなく、顎関節との関係にも問題のない完璧な歯列咬合を指します。

この咬合に当てはまる人は、ほとんどいません。

個性正常咬合

個性正常咬合とは、顎の形状や歯の大きさ、形、植立状態など、個人によって異なる条件の中で各個人にとって最も良い噛み合わせのことをいいます。

矯正治療において治療目標(矯正のゴール)の指針となる噛み合わせです。

4.歯科医師が考える綺麗な歯並び・嚙み合わせとは

機能的に問題がない場合、矯正をすべきかどうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、矯正専門の歯科医師が考える綺麗な歯並び・嚙み合わせの条件について解説します。

審美的観点から見た正しい嚙み合わせの条件

一般的には、主に以下の5つの条件を満たしていると「綺麗な歯並びである」といえます。

  • 上下の正中が揃っている
  • 上の歯の先端ラインのバランスが良い
  • 歯と歯茎の境目のラインが揃っている
  • 歯と歯の間にすき間がない
  • スマイルラインが美しい

正中が揃っている

正中が揃っている歯並び

顔の正中と上下の歯の正中が揃っていることが重要です。

正中がずれていると、見た目の違和感だけでなく噛み合わせにも問題が生じる可能性があります。

上の歯の先端ラインのバランスが良い

先端ラインの揃った歯並び

上の歯の先端ラインが左右対称でバランスが良いことも重要です。

ここのがたつきが大きいと、見た目の違和感に繋がります。

歯と歯茎の境目のラインが揃っている

歯の生え際ラインが揃った歯並び

歯と歯茎の境目のラインが左右対称に揃っていることも、美しい歯並びの条件です。

歯と歯の間にすき間がない

隙間のない歯並び

歯と歯の間にすき間がないことも、美しい歯並びの条件のひとつです。

スマイルラインが美しい

スマイルラインが美しい笑顔

スマイルラインが美しいことも、審美的観点から見ると重要です。

スマイルラインとは
笑った時の上の前歯のラインのこと。笑ったときに上唇のラインと歯茎のラインが重なっていると、美しく見える。

健康面から見た正しい嚙み合わせの条件

健康面から見た正しい嚙み合わせの条件はいくつものポイントがあります。

  • 本人が噛み合わせに違和感を感じていない
  • 奥歯がしっかり噛める
  • 噛んだ時に上の前歯に下の歯が強く当たらない
  • 上の歯と下の歯の間に大きなすき間が空いていない
  • 犬歯がしっかり噛める
  • 軽く歯ぎしりした際に、犬歯が当たる
  • 噛んだ時に下の側切歯と犬歯の間に上の犬歯が当たる

歯科医師は、上記以外にもさまざまなポイントをみて診断を下します。

自分では慣れてしまって違和感を感じていないこともあるので、気になる方は専門の歯科医院で実際に口腔内を見て診断してもらうとよいでしょう。

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5. 噛み合わせを矯正する方法3選|特徴や期間・値段

歯列矯正には、大きく分けて3種類の方法があります。マウスピース矯正・表側矯正・裏側矯正についての表

マウスピース矯正

矯正で歯並びはどうなる?大人の費用や種類、やめた方がいい場合も解説

マウスピース矯正とは、透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯を動かす矯正です。

ワイヤー矯正と比べて費用が安く、期間も短く、痛みや違和感も少ない矯正方法となります。

マウスピース矯正では嚙み合わせ矯正は難しいといわれてきましたが、近年は噛み合わせまで含めた広い範囲での治療ができるマウスピース矯正も登場しているほか、ワイヤー矯正と組み合わせた方法もあります。

ただ、大きく歯を動かす必要がある治療の場合は、ワイヤー矯正の方が適していることもあるので、一度歯科医師の診断を受けてみると良いでしょう。

費用の相場は60~100万円(※部分矯正の場合は10~40万円)で、矯正期間の目安は1~2年程度(※部分矯正なら数カ月で終わるケースもあり)です。

マウスピース矯正のメリット・デメリットは以下の表のとおりになります。

マウスピース矯正についての解説

【関連記事】

マウスピース矯正とは?効果やメリット、ワイヤー矯正との違いを解説

表側矯正(ワイヤー矯正)

矯正で歯並びはどうなる?大人の費用や種類、やめた方がいい場合も解説

表側矯正とは、ブラケットと呼ばれる部品を歯の表面につけ、ワイヤーの力によって歯を動かす矯正の種類のことです。

最も歴史のある矯正方法なので症例が多く、多くの矯正歯科で導入されています。

歯を大きく動かすことができるので、嚙み合わせまで含めた矯正にも適しています

費用の相場は60~130万円(※部分矯正の場合は30~60万円)で、矯正期間の目安は2年程度です。

表側矯正のメリット・デメリットは以下のとおりです。

表側矯正についての解説

【関連記事】

ワイヤー矯正とは?種類や素材、費用、他治療との比較について解説

裏側矯正(ワイヤー矯正)

矯正で歯並びはどうなる?大人の費用や種類、やめた方がいい場合も解説

裏側矯正とは、歯の裏側(舌側)にワイヤー型の矯正装置をつけ、歯を動かしていく矯正の種類のことです。

表側矯正と比べて歯科医師の高い技術が必要で、費用も高くなってしまう点がデメリットです。

一方で歯を大きく動かすことができるほか、表側矯正よりも見た目にわかりづらいというメリットがあります。

費用の相場は100~170万円(※部分矯正の場合は40~70万円)で、矯正期間の目安は3年程度です。

メリット・デメリットは以下のとおりです。

裏側矯正についての解説

【関連記事】

裏側矯正で後悔しないために知っておきたいメリット・デメリットとは?

その他の矯正方法

上記3つの矯正方法の他にも、以下のような方法もあります。

ハーフリンガル矯正・コンビネーション矯正・外科矯正・インプラント矯正についての解説

【参考記事】

歯科矯正の種類を6つ解説!値段など比較ポイントや子供の矯正についても紹介

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患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

6.矯正治療の流れ

矯正治療の流れは、治療方法によって異なります。

ワイヤー矯正の治療の流れ

ワイヤー矯正は2年程度の治療期間を要します。

クリニックによって違いはあるものの、一般的には以下のような流れで治療を進めます。

  1. 検査を受ける(約1時間)
  2. 診断を受ける(30~1時間)
  3. 契約
  4. クリニックにてワイヤーの装着(約2時間)
  5. 月に1度ワイヤーの調整を受ける(30分~1時間)
  6. 最終チェックを受ける
  7. 保定期間(1~2年)

また、ワイヤー矯正の場合、歯に汚れがたまりやすいため、定期的にクリーニングをする必要があります。

マウスピース矯正の治療の流れ

マウスピース矯正の場合、治療期間は数ヶ月~数年と、幅があります。

  1. 検査を受ける(約1時間)
  2. 診断を受け、プランを確認する(30~1時間)
  3. 契約
  4. マウスピースを受け取り、矯正開始
  5. 1~2週間に一度マウスピースを交換する
  6. 必要に応じた処置を受ける
  7. 最終チェックを受ける
  8. 保定期間(1~2年)

マウスピース矯正には色々な種類があり、定期検診が必要なものもあれば、通院の必要がないものまでさまざまです。

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初診による対面診断のあとは、最低限の通院で矯正を行っていただけます。

矯正が保険適用になる条件

「歯科矯正って保険適用になるの?」という疑問を持つ方が多いようです。

多くの場合、歯科矯正は保険適用されません。

保険診療は、緊急性のある治療や病気の場合に適用されるためです。

保険診療と自由診療の比較

ただし、下記の3つに当てはまる治療の場合は歯科矯正でも保険が適用されます。簡単にいえば、手術が必要なものだけ健康保険が効くと考えて良いでしょう。

①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常

②前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)

③顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)

引用元:矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは|公益社団法人日本矯正歯科学会

※厚生労働省の認可を受けた専門の医療機関による診断がなければ保険診療の対象にはなりません。

【参考記事】

マウスピース矯正には保険適用される?費用や適用されるケースを紹介

7.矯正治療の痛みとリスクについて

「痛みが怖くて矯正に踏み出せない」という人も少なくないようです。

矯正方法や口腔内の状況によって痛みの感じ方はさまざまですが、一般的にはマウスピース矯正の方が痛みが少ないといわれています。

参考までに、利用者の声を集めてみました。

痛みに関する声|ワイヤー矯正の場合

痛みに関する声|マウスピース矯正の場合

矯正治療のリスク

矯正治療を検討中の方は、リスクも知っておくと良いでしょう。

ワイヤー矯正のリスク

  • 調整後、数日~1週間程度痛みが続く場合がある
  • 装置に慣れるまでは発音しづらい場合がある
  • 歯と装置の隙間に食べ物が挟まりやすい
  • 見た目に影響が出やすい
  • 歯茎が下がり、歯根部が露出することがある
  • 金属アレルギーの場合は矯正が難しい
  • 歯ブラシが届きづらくなるため歯周病や虫歯のリスクが高まる
  • 顎関節症の症状が強まることがある

マウスピース矯正のリスク

  • 装着後、1~3日程度痛みが続く場合がある
  • 装置に慣れるまでは発音しづらい場合がある
  • 装着時間を守らないと適切に歯が動かないことがある
  • 歯茎が下がり、歯根部が露出することがある
  • 顎関節症の症状が強まることがある
  • 歯ぎしりが強い場合、マウスピースを破損しやすい
【関連記事】

マウスピース矯正ってどのくらい痛いの?痛みの原因を知って不安を解消!

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hanaraviでは、LINEを使った相談・サポート体制を整えています。
矯正中に不安なことがあれば、いつでもご相談いただけます。

8.噛み合わせ矯正に関するQ&A

Q.噛み合わせはどうやって治す?

噛み合わせを治療するには、ワイヤー矯正や外科手術など、さまざまな方法があります。マウスピースでも噛み合わせを考慮して治療できるようになってきています。

こちらの章で解説しているので、参考にしてみてください。

Q.嚙み合わせ矯正って何年かかる?

不正咬合の度合いや矯正方法によって期間はさまざまですが、多くの場合半年~2年ほどかかることが多いです。

具体的な期間が気になる人は、一度専門の歯科医師の診断を受けてみましょう。

【関連記事】

矯正にかかる期間は平均どれくらい?短期間で矯正できる条件・方法を解説

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患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

Q.噛み合わせが深いってどれくらいのことをいうの?

噛んだときに、上の歯が下の歯に5mm以上被さっている状態であれば、嚙み合わせが深いといえます。2〜3mm被さる状態が理想です。

Q.嚙み合わせ矯正をするクリニックの選び方って?

矯正歯科を選ぶポイントは主に6つあります。

  • 矯正専門の先生が常勤で在籍しているか
  • 信頼できる医師/クリニックかどうか
  • 自分にあった矯正装置を選ぶことができるか
  • 自分にあった費用/支払い方法で矯正できるか
  • トラブルが生じた際のフォロー体制が整っているか
  • 歯科矯正のための検査等の設備が整っているか

以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。

矯正歯科の選び方を医師が解説!6つのポイントとよくある疑問も紹介

9.嚙み合わせ矯正ならマウスピース矯正hanaravi

現在、出っ歯の治療法の中でマウスピース矯正は大きなシェアを占めています。しかし、マウスピース矯正ならどの治療法も同じ、ということは決してありません。

マウスピース矯正サービスには2週間ごとの通院が必要なものがあったり、オンライン相談を行っていないところも存在します。

hanaravi(ハナラビ)は、通院が不要、LINEで気軽に相談できる体制を整えています。そのため、自宅でお手軽かつ本格的に歯を矯正できます。

それに加えて、矯正専門の歯科医師による診察や3Dスキャナーを使って作製するマウスピースなど、精度の高い治療を実現しています。

「患者様の目線に立って寄り添う」マウスピース矯正を行っている点も大きな特徴です。

  1.  矯正専門の歯科医師が寄り添う
  2. 詳細なイメージを見てスタート
  3. 通院不要
  4. LINEで気軽に相談できる
  5. 幅広い料金プランを用意

Point.①:矯正専門の歯科医師が寄り添う

治療を担当する歯科医師はすべて矯正の専門資格を持つ歯科医師です。さらに複数の矯正歯科医師が会議をした上で治療プランを作成。あなたに合った最適の治療法をご提案します。

Point.②:詳細なイメージを見てスタート

矯正専門の歯科医師が検査の上、じっくりと1週間かけて歯の動かし方をデザインします。治療前のシミュレーションを念入りに行うことで矯正後に「イメージと違った」など、失敗が起きる可能性を減らせます。

Point.③:定期的な通院が不要

自宅にマウスピースが届くので、毎月クリニックにお越しいただく必要はございません。

※歯並びの状態によっては複数回の通院が必要になることがあります。 

Point.④:LINEで気軽に相談できる

2週間ごとに歯の写真をスマホで撮影して送付いただき、医師による経過観察を行います。何か困ったときや聞きたいことがあるときにはメディカルチームに気軽にLINEで相談できます。 

Point.⑤:幅広い料金プランを用意

専門の歯科医師の診断により、患者様に合った料金プランを提供。軽度な歯並びに対応したBasicプラン(月々16,500円(税込・24回))から中程度以上のProプラン(月々33,000円(税込・24回))まで、幅広くご用意しております。

もし、出っ歯を治したいと考えていてマウスピース矯正をご希望であれば、hanaravi(ハナラビ)を検討してみてください。

監修医師のご紹介
各務康貴(医師)

各務 康貴(医師)

大分大学医学部卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事。若年層に予防や多くの臓器にアプローチするため口腔環境に興味を持ち、マウスピース矯正hanaravi(ハナラビ)を手掛ける株式会社DRIPS創業。

監修歯科医師のご紹介
セレスタ麻里子(歯科矯正医師)

セレスタ麻里子
(矯正専門歯科医師 渋谷F&B矯正歯科・東京

神奈川歯科大学歯学部卒。神奈川歯科大学歯学部歯科矯正学講座。日本矯正歯科学会。歯科矯正で15年のキャリアを持ち、ワイヤー矯正(表・裏)だけでなく、マウスピース矯正も専門とする。