マウスピース矯正のよくある失敗として、装着時間の不足、矯正治療の離脱が挙げられます。矯正治療はモチベーションを保ちマウスピースの装着時間を管理したり、定期的にクリニックに通う習慣を続けることが大切です。
そんな矯正期間のよくある失敗を起こさないアプリで管理ができるDPEARLについて今回は解説します。
目次
DPEARLの特徴とメリット・デメリットについて
(引用元:https://dpearl.jp/?gclid=EAIaIQobChMIl_ff9vWw6wIVzdaWCh39qgE4EAAYASAAEgIi1PD_BwE)
DPEARLとはLINEを用いたマウスピース型歯科矯正サービスです。国内の生活者の約50%が歯並びの改善を必要としている中、日本の矯正治療の相場は100万円と高額であり、矯正市場は他の先進国に比べ遅れを取ってきました。こうした背景から株式会社フィルダクトは現代のニーズに応じた歯科矯正サービスの開発を行い、「DPEARL」が誕生しました。2020年3月に正式リリースされ、主に20~40代の男女がアプリケーションに登録しています。
スマホアプリ上で矯正シミュレーションを確認や状況がわかるため、矯正治療に多い途中離脱を防ぎます。
矯正期間のモチベーション向上『DPEARL support』
LINEと連携したアプリケーションなので誰でも簡単に自分のスマホにダウンロードできます。『DPEARL support』は以下の機能があり、モチーションを向上させ矯正治療の途中離脱を防ぎます。
- ・モチベオーソパーセンテージ
- 矯正の進み具合がパーセンテージ表示されます。
- ・デジタルシミュレーション
- 矯正後のイメージが動画を見ることができます。
- ・提携ドクターからのアドバイス便
- 歯科医師からのアドバイスが届きます。
- ・質問対応
- 矯正に関する悩み事をLINEで質問できます。
- ・レクチャー
- 矯正に関する情報が定期的に届きます。
LINEによるオンラインサポートでいつでも相談できる環境と月1回の通院によるオフラインサポートで安心安全な矯正治療を実現
国内の熟練歯科技工士がCADシステムを利用して安全でスピーディなプランを作製
マウスピース矯正は1日18~20時間以上のマウスピース装着が好ましいとされており、1日の装着時間が短いと矯正治療が長期に及んでしまいます。
マウスピースの装着は患者さんがコントロールしなければならなく、歯科医院でのフォローが難しいとされていました。このアプリはそういったマウスピース矯正のフォローアップに関する問題点も解決できるよう開発されています。
アプリだけではない、DPEARLのメリット
国内の熟練した歯科技工士が最もリスクの少ない、効率的な移動プランを検討し、CADデザインを作成します。DPEARLの平均治療期間は10カ月であり、通常の矯正に比べ約1/3で行うことができます。
ワイヤー矯正は歯科医師が手作業で患者さんの口腔内にワイヤーやブラケットと呼ばれる金属を取り付けます。そのため、歯科医師の技術力が必要であり、通院時の調整含めチェアタイムを長時間必要としていました。
歯科医師が全ての工程を行うため価格も高額になり、予約も担当医の予約状況次第では、なかなか取れないこともあります。DPEARLは最新3Dプリンターとソフトウエアを用い歯科技工士が患者さんひとり一人に合ったマウスピースを作成するため、歯科医師の手間をなくしコストカットしました。
矯正治療はワイヤー矯正が主で歯に直接金属ワイヤーを装着していたため、見た目が悪いとされていました。DPEARLではワイヤー矯正のように、歯に直接金属を装着しません。透明なマウスピースを用いるので、目立たず矯正治療を進めていくことができます。
マウスピースの取り外しができるため、食事や大事な商談などどうしても外したい場合に患者さん自身が自由に取り外せます。ただし、矯正した歯が戻ろうとするので、1日15時間以上装着しなければなりません。
DPEARLのデメリット
適応症例が限られていて、軽度~中程度の歯列矯正に適しています。中心のずれや、昔の矯正した部分の軽度な後戻り、叢生は適応ですが、反対咬合、受け口、開咬や歯並びのねじれ、奥歯の矯正には向いていません。
取り外しができ、患者さん自身の管理を行うため、装着時間が短くなった場合、矯正期間が長期化してしまいます。
他のマウスピース矯正と比較した場合、2020年に始まったサービスのため、取り入れている歯科医院が限られています。
価格が安くて短期間で矯正できる理由
CADシステムの設計は熟練した矯正専門の歯科技工士が行うため、作成されたマウスピースは口腔内の健康を脅かすことがなく、スピーディに歯を動かします。
1回当たりの移動量は通常のマウスピースは0.25㎜ですが、DPEARLでは最大0.7㎜で設定しています。通常より早い速度で移動した場合のリスクについてですが、1回当たりの移動量は0.9㎜を超えた場合に危険とされているため、0.75㎜の設定でも問題はありません。ただし、歯科医師の判断や治療の経過によって、設定値は異なります。

DPEARLの流れについて
(引用元:https://dpearl.jp/?gclid=EAIaIQobChMIl_ff9vWw6wIVzdaWCh39qgE4EAAYASAAEgIi1PD_BwE)
DPEARL矯正治療を行う場合の申し込み方法や治療の流れについて解説します。DPEARLはオンラインや最新技術を用いた矯正治療サービスです。そのため、矯正治療はチェアタイムが長いとされていましたが、DPEARLを利用して矯正治療を申し込むことで歯科医院での拘束時間が短縮されます。
また、DPEARLが提供する新たなサービスとして、来院せずスマホのLINE経由で写真を送ることで歯科医師が患者さん一人ひとりに適した矯正治療の提案を受けることができます。
来院してDPEARL矯正を受ける場合
矯正治療は直接歯科医師がワイヤーの取り付けや調整を行っていたため、技術や経験次第で矯正治療がうまくいくか不安な面もあり、歯科医院選びに時間を要していました。
DPEARLは専用サイトより提携クリニックの紹介から来院するため、クリニック選びに時間を要する事はありません。また、3Dテクノロジーを用いてマウスピースを矯正専門の歯科技工士が作成するため、安定した品質のマウスピースの作成が可能です。
初回予約
LINE経由で専用依頼フォーマットに入力して送信すると、24時間以内に返信があります。提携クリニックが紹介され、予約が完了します。
1.65万円から始められるマウスピース矯正「hanaravi(ハナラビ)」

hanaraviの特徴
- 月々1.65万円、33万円の低コスト
- 最短3カ月で完了
- マウスピースが自宅に届くので通院不要
- 矯正中の悩みや疑問をいつでもLINEで相談できるオンラインサポートが充実
- 矯正しながらホワイトニングできる