受け口の矯正で横顔も改善できる?

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。
 

受け口は正面から見たときよりも横顔のラインに影響が出ます。コンプレックスを感じる人は多く、口元を見られることだけでなく、横顔も見られたくない、と思っている人は多くいます。

受け口を矯正すれば横顔は変わるのでしょうか?矯正方法についても解説します。

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受け口とはどのような状態か

受け口とは、上下の噛み合わせが逆になっている状態をいいます。正常では、上下の歯を噛み合わせたときには、上の歯が前に出て、下の歯を2~3mmほど覆う形になります。

受け口では、下の歯が上の歯よりも前に出てしまうのです。反対咬合や、下顎前突症と呼ばれ、歯がうまく噛み合っていない状態です。見た目に影響があることはもちろんですが、程度によっては発音に支障がある、咀嚼に支障があるなど、生活に影響してきます。

横顔は矯正で改善できる?

受け口の人では、正面からの見た目よりも横顔が気になるという人がいます。受け口の程度によっては、横から見たときに下顎が出ているように見えるためです。

受け口の矯正で横顔は改善できる

受け口を矯正すると、もちろん横顔のラインも変わってきます。受け口を改善することで、正面からの見た目も、横からの見た目も大きく変化します。

受け口の人は見た目が大きなコンプレックスになっていることが多く、とくに横から見たときの顎が出ている状態をなんとかしたいと思う人が多いようです。

受け口を解消することで、気になる横顔も変化します。受け口を解消することで、噛み合わせのコンプレックスも、横顔のコンプレックスも解消することができるのです。

受け口のデメリットは横顔だけではない

受け口では見た目のデメリットばかりを気にしがちですが、ほかにもいろんなデメリットがあることを知っていますか?受け口は、機能面でもデメリットとなることがあるのです。

受け口では、噛み合わせが悪いことでの影響が身体のいろんな面に出てきます。咀嚼がうまくできないため、胃腸に負担がかかる、うまく発音できず、言葉が聞き取りづらくなるなどの影響が考えられます。

そのほかにも、噛み合わせが悪いことで顎の関節に負担がかかり、顎関節症の原因となることもあります。

受け口の矯正にもマウスピース矯正が可能

ワイヤー矯正じゃないと受け口の矯正はできないというイメージがありますが、マウスピース矯正でも受け口の矯正は十分可能です。ただ、重度の受け口の場合には、マウスピース矯正の適応外となることも…。マウスピースでの受け口の矯正について詳しく解説します。

マウスピース矯正のメリットって?

マウスピース矯正には、どのようなメリットがあるのでしょうか。まず、矯正の装置が見えてしまうワイヤー矯正と違い、マウスピースは装着していても周囲の人からはわかりにくく、矯正していることを知られることがありません。

ワイヤーが見えてしまうことに抵抗を感じるだけでなく、矯正していることもあまり人には知られたくないという人もいます。そのような人にとっては、目立たないマウスピース矯正は大きなメリットがあります。

生活していく上で、障害となることが少ないのもマウスピース矯正のメリットです。ワイヤー矯正では、食事のときにも不便さを感じますが、マススピース矯正では、食事のときにはマウスピースを外して食事ができるため、いつも通り食事をすることができます。歯磨きもしっかりできるので、口の中を清潔に保つこともできます。

ワイヤーが表面から見えないようにする、裏側矯正という方法もありますが、舌の先にワイヤーが当たって痛い、ワイヤーが当たることでうまくしゃべれなくなってしまうなどのデメリットがあります。

矯正期間は長期間になるため、生活に支障が出るといろんな場面で不便な思いをすることがありますが、マウスピース矯正では、不便さをあまり感じずに矯正することが可能です。

子供の受け口

舌や口の周りの筋肉を鍛えて受け口を改善するマウスピースがあります。受け口は早期治療が大切と言われており、子供のうちに治すことで、外科手術など大掛かりな治療をせずに済む可能性が高くなります。

子供用のマウスピースは3歳頃から使えるものが多く、主に就寝中に使用するため患者の負担も少なく済みます。上顎に装着することで、上顎の成長を促し、受け口の原因である舌の位置を改善したり、口周辺の筋肉のバランスを整える効果があります。

軽度の受け口

受け口には、歯並びによる歯槽性の受け口と、顎の骨がずれてしまっている骨格性の受け口があります。マウスピースでの矯正が可能となるのは、歯槽性の受け口です。

骨がずれていなくても、歯並びがかなり悪く、抜歯が必要となるようなケースではマウスピース矯正の適応外となることがあります。

マウスピースでの矯正が可能な軽度の受け口とは、歯並びが原因となっている受け口で、下顎に十分なスペースがあり、骨のずれがなく、歯並びも抜歯が必要になるほどひどくないもの、ということになります。

マウスピース矯正の適応外症例はどうする?

マススピースでの矯正を希望したけど、骨格に問題がある、下顎にスペースがないなどの理由で、マウスピースでの矯正は難しいと言われてしまった…。マウスピースでの矯正ができないほど重度の受け口と診断されてしまったときには、どのような矯正方法があるのでしょうか。

マウスピースでの矯正ができないのは残念ですが、重度の受け口であれば見た目でも受け口の状態がはっきりわかってしまうでしょうし、機能面でも大きな影響があるので、しっかりと矯正をしたほうがいいでしょう。

ワイヤー矯正

歯の表側または裏側にブラケットという米粒大の装置を装着し、そこにワイヤーを通すことで歯に圧力をかけて矯正する方法です。マウスピース矯正のように自分で取り外しはできませんが、歯科医師によって調整や着脱など管理されるため、自己管理が必要ない方法です。

下顎に十分なスペースがない場合は抜歯矯正を行うことになりますが、マウスピース矯正が抜歯に対応できないものがあるのに対し、ワイヤー矯正は抜歯矯正にも向いています。

外科矯正

ワイヤー矯正と下顎を後ろに下げる外科手術を併用する矯正方法です。術前に上下の歯並びを改善するためのワイヤー矯正を行い、術後にも噛み合わせを調整するためのワイヤー矯正を行うため、4〜5年の治療期間を要します。

噛み合わせや骨格に問題がある場合は、下顎を後ろに下げることが必要なため、ワイヤー矯正だけでなく外科手術の併用をすることになります。

受け口を治してコンプレックスを解消しよう

受け口はできれば子供の頃に治療しておくことが望ましいのですが、治療のタイミングを逃してしまい、受け口のまま大人になってしまった人もいます。大人になっても受け口の状態だと、そのことにコンプレックスを感じ、口元を隠すような癖があったり、笑って歯が見えることを避けるようになったりということがあります。

子供のときに矯正できなかったから…と諦めてしまっている人がいますが、受け口は大人になってからでも十分矯正可能です。

大人になってからの矯正は、恥ずかしいという気持ちがあったり、矯正の器具が見えることが仕事の支障になったりということがありますが、マウスピース矯正ならその問題をクリアすることができます。

受け口でもマウスピースでの矯正は可能なので、まずは自分の受け口がどのような状態なのかを診断してもらいましょう。マウスピースでの矯正が可能なら、周囲に知られることなく、受け口を治すことができます。

受け口は、メンタル面だけではなく、機能としても問題となることがあります。少しでも早く受け口を治せば、もう人目を気にする必要はありません。思い切って、治療することをおすすめします。

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