目立たない方法で出っ歯を治したい!裏側矯正しか方法はない?

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。
 

出っ歯がコンプレックスで、治したい!でも矯正していることを知られたくない、矯正器具を付けることに抵抗がある…。

出っ歯の矯正で、知られずにするには裏側矯正しか方法はない?マウスピース矯正では効果がない?そんな疑問を解説します。

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出っ歯になる原因とは

出っ歯は、歯が前に出るように生えている状態で、上顎前突といいます。上顎が前に出ている骨格性の出っ歯(骨格性上顎前突)と、歯並びによる出っ歯(歯槽性上顎前突)があります。

遺伝

出っ歯の原因は、遺伝によるものと生活習慣(癖)によるものがあります。遺伝によるものでは、下顎の大きさに比べて上顎が大きいと出っ歯になりやすい傾向にあります。

そのほかにも、前歯が大きくスペースに収まりきらずに前歯が前に突き出るように生えてしまうこともあります。

習慣や癖

生活習慣、いわゆる癖によるものでは舌で前歯を押すような癖や、頬杖、指しゃぶりなどがあります。たかが癖と思うかもしれませんが、長期間おこなっていると歯には非常に強い力がかかることになり、その力は矯正の数倍あるといわれています。矯正終了までにこの習慣を改善しないと歯列の後戻りの原因になってしまいます。

出っ歯を放置することのデメリット

出っ歯を治したい気持ちはあるけど、でも矯正までは…矯正の器具を付けるのはちょっと抵抗がある…そんな気持ちから矯正を迷っているという人もいますが、出っ歯を放置しておくことでどんな問題があるのでしょうか。

歯周病や虫歯になるリスクが上がる

舌を歯で押すような癖や口呼吸の癖がある人は、今後出っ歯が悪化していくことが考えられます。出っ歯がひどくなってくると唇が閉じにくくなり、口の中が乾燥しやすくなってしまいます。

口に中は唾液が分泌されることで自浄作用がありますが、口の中が乾燥してしまうと唾液による自浄作用の効果が減ってしまいます。自浄作用が低下することで、虫歯になりやすくなったり歯周病のリスクが上がったりということが考えられます。

顎関節症の原因となる

出っ歯は前歯がうまくかみ合っていない状態のため放置していると、ほかの歯や顎の関節に負担がかかってしまいます。顎を動かすと痛みが出る、引っ掛かりを感じる、音が鳴るという症状がでてくるなど顎関節症のリスクもあります。

精神的な負担になる

出っ歯を気にすることで、メンタル面での悪影響もあります。出っ歯を気にして人前でうつむきがちになる、笑うことが苦手など出っ歯をコンプレックスに感じて口元を隠したいという気持ちが現れてしまいます。

出っ歯を治したら人前でも堂々と振る舞えるようになった、など、コンプレックスが解消されたことで周囲の人からも「明るくなったね」といわれるようになったという人が多くいます。

周囲にバレずに矯正したい

出っ歯は治したいけど矯正に抵抗があるという人もいます。矯正を恥ずかしいと感じる人は多く、思春期や社会人ではその傾向がさらに強くなります。矯正していることを人に知られたくないという人には、裏側矯正またはマウスピース矯正という方法があります。

裏側矯正

裏側矯正では、歯の裏側にワイヤーをかけて矯正します。表面にワイヤーをかける矯正よりも高い技術が必要だといわれています。裏側にワイヤーをかけるため表面からは見えなく、人に知られずに矯正をすることができます。

表面にワイヤーをかけるよりも、裏側矯正のほうが出っ歯の矯正に向いているという意見もあり、周囲に知られずに出っ歯の矯正をしたいという人には向いている方法ではないでしょうか。

ワイヤーが見えないというメリットがありますが、裏側矯正にはデメリットもあります。裏側矯正では歯の裏にワイヤーがあるため、どうしても舌が当たってしまいます。

話すときには、実は歯の裏に舌を当てることが多くあります。普段はあまり意識していないかもしれませんが、歯の裏に舌を当てないと発音できない音が多くあります。裏側矯正では、発音しようとしたときにワイヤーが舌に当たってしまい、発音しづらいということが多くあるのです。

舌で歯を押してしまう癖のある人にとっては、歯の裏に触れようとすると痛みがあるというのは、ある意味メリットとなるかもしれません。しかし、話すときに支障があることで困る場面は多くあり、仕事上で人と話すことの多い人は仕事に支障をきたすことも考えられます。

ワイヤーは取り外すことができないので、常時付けたままとなります。表面にワイヤーをかける場合でもそうなのですが、食事のときに違和感を強く感じるという人もいます。

歯みがきのときにも、ワイヤー部分の磨き残しがどうしても多くなってしまい虫歯になりやすいということもあります。人に知られずに矯正できることがメリットの裏側矯正ですが、生活の面でさまざまなデメリットがあることを考える必要があるでしょう。

マウスピース矯正

もうひとつ人に知られずに矯正をすることができるのが、マウスピース矯正です。マウスピース矯正は、透明なマウスピースを全体的に被せるのですが、周囲の人からはほとんどわかりません。

マウスピース矯正とは、マウスピースを1日20時間以上装着し、歯を動かしていく方法です。歯を動かすため、痛みはありますがそれ以外の痛みを感じることはありません。

マウスピース矯正は、一定の時間はマウスピースを装着していなければいけませんが、取り外すことも可能です。取り外して歯を磨くことができるので口腔内の清潔が保ちやすく、どうしても食事のときに違和感を感じる人は取り外して食事をすることも可能です。

「マウスピースを付けているのが見えてしまうのでは」と気にする人もいますが、マウスピースはしっかりと歯にフィットする形になっており、装着していても人からはわかりづらくなります。

マウスピースは矯正中に何度か作り変える必要があるため数回型取りが必要となり、これをめんどうに感じる人もいるようですが治療のためにどうしても必要となります。

マウスピースは1日20時間以上は付けている必要があり、思ったより長時間付けていると感じる人もいますが、ワイヤー矯正が着脱不可能なことに比べると快適性は十分優れていると言えます。

歯槽性の出っ歯の矯正にはマウスピース矯正がおすすめ

メリットの多いマウスピース矯正ですが、出っ歯はマウスピース矯正では治らないという意見もあります。新しい治療法なので、初めの頃はそのように言われていたこともありますが、マウスピース矯正でも出っ歯の矯正をした実績が多くあります。

ただし、骨格性の出っ歯はマウスピース矯正や裏側矯正のようなワイヤー矯正といった歯科矯正だけでは治療できず、外科処置を伴う外科矯正が適応になる場合がほとんどなため注意が必要です。

マウスピース矯正では生活に支障が出ることがなく、周囲の人にも矯正していることを知られずにできるので、矯正に抵抗のあった人でも受け入れやすい矯正法ではないかと思います。

出っ歯を矯正すると横顔のラインもきれいになり、いろんなことに自信が持てるようになります。これまで苦手だった人前で笑顔になることや、写真に写ることにも抵抗がなくなります。

出っ歯を放置することは、口腔内の問題だけでなく、身体の健康面でも影響が出てくることが考えられます。治療することで、多くのメリットがあるでしょう。

出っ歯を治して、生き生きとした毎日を送ってみませんか?マウスピース矯正なら、矯正していることを知られずに出っ歯を治すことが可能になります。人前で歯を気にせずに笑顔になれる毎日を手に入れましょう。

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