噛み合わせを矯正は大人になってからでも間に合う?費用やポイント!

大分大学医学部卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事。若年層に予防や多くの臓器にアプローチするため口腔環境に興味を持ち、マウスピース矯正hanaraviを手掛ける株式会社DRIPS創業。
 

歯科に行ったときなどに「噛み合わせが悪い」と耳にすることがありますが、どのような状態を示すのでしょうか。

また、私たち現代人は何が原因でかみ合わせが悪くなってしまうのでしょうか。噛み合わせが悪くなる原因とそこから起こる症状について説明していきたいと思います。

噛み合わせの矯正は必要?

噛み合わせ 矯正

噛み合わせが悪いことによって生じるリスク

まず、正しい噛み合わせとは、食事などで何かを噛む時にすなわち『咀嚼』する際に必要な骨や筋肉、靭帯などの組織のバランスがうまく取れている状態を指します

これらのバランスを『顎口腔系システム』といいます。

この『顎口腔系システム』がうまく取れていることによって、私たち人間は、健康な噛み合わせを維持できているといえます。しかし、噛み合わせが乱れてしまうと、私たち人間の体の軸となっている顎の関節に大きく負担をかけてしまいます。

これは、全身に負荷をかけてしまうことと同じくらいの影響があります。

顎の関節は、全身のバランスをとっている背骨につながっていることに加え、背骨は首から上の顎の筋肉も支える役割をしているからです。したがって、顎の関節の骨や筋肉のバランスが乱れてしまうと、私たちの身体の多くの部位に悪影響が及んでしまうとともに、多くの身体症状を引き起こしてしまいます

また、噛み合わせが悪くなることで、『顎口腔系システムの乱れ』が起こります。

そうなると、虫歯や歯周病といった口腔内のトラブルが生じやすくなり、気づくと歯磨きをしているときに歯茎から出血していたりすることもあるでしょう。

また、首から上の筋肉の付き方にバランスが悪くなり、首や肩コリなどの痛みが出現してしまいます。
さらに、『顎口腔系システムの乱れ』が進行してしまうと、口を開けたとき、「顎がガクガクと鳴ってしまう」「なんだか口が開きにくい」などといった、顎関節症状のような顎関節そのものにトラブルが生じてしまいます。

噛み合わせが悪くなる原因

噛み合わせが悪くなってしまう原因として、以下のようなものが挙げられます。

噛み合わせが悪くなってしまう原因
  • 歯を噛み締めてしまう
  • 歯ぎしりが多い
  • 頬杖をつくことが多い

上記のことを歯は一定方向から力がかかり続けるとともに、次第に動いていきます。
このような癖を、私生活で積み重なることにより、噛み合わせの悪化を招きます。

また、怪我や年齢の影響で歯を失ってしまった際、入れ歯やインプラントなどの治療を行わないままにしてしまうと、周囲の歯が押し合うことで、傾いてしまい顎にかかる負荷のバランスが調和できず、『顎口腔系システムの乱れ』により、噛み合わせを悪くしてしまう原因となります。

結果として、最悪の場合、歯を失い、噛み合わせも徐々に悪くなることに加え、ほかの歯も失ってしまう事態に陥ってしまう可能性もあるでしょう。
しかし、時には入れ歯やインプラント等の治療が噛み合わせの問題となってしまう場合もあります。

歯に問題は時間の経過と共に悪化していきます。
そのため、噛み合わせの問題に自覚症状がある場合は、悪化する前に、噛み合わせの原因を突き止めることが大切です。

(2)矯正治療が推奨される噛み合わせの状態

噛み合わせの状態 特徴
出っ歯(上顎前突) 上の前歯が下の前歯より、前方に突き出ている状態
受け口(下顎前突) 下の前歯が上の前歯より、前方に突き出ている状態
上下顎前突 上下両方の歯前が前方に突出していること、唇が閉じにくい状態
叢生(そうせい) 顎の大きさに対して歯が大きいと感じることや、歯並びがガタガタしている状態
開咬(かいこう) 奥歯を咬み合わせたときに、上下の前歯が咬み合わない状態

噛み合わせが悪いときの対策方法

噛み合わせが悪いことによってさまざまなトラブルを解決するには、矯正治療を受けることをお勧めします。

ここでは、代表的な3つの矯正治療である「マウスピース矯正」「ワイヤー矯正」「手術による矯正」について、特徴、費用、対象などを説明していきたいと思います。

①マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明のマウスピースを矯正装置として使用します。歯型を採り、歯科技工士が作成したマウスピースメーカーを利用します。それらを書く、治療段階に合わせて交換していくことで歯を少しずつ動かして矯正していきます。

マウスピース矯正の特徴として以下の3つが挙げられます。

  • 目立ちにくい
  • 取り外し可能
  • 痛みや違和感が少ない

しかし、マウスピースは、適応できる歯並びやかみ合わせは軽度から中度ということから、治療可能範囲に制限があります。

また、歯科医師に言われた通りの装着時間を守らないと治療の効果が出ないということも押さえておきましょう。
費用はおおよそ
80万~100万円(税別)で、期間は1~3年です。

②ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる矯正装置を取り付け、ワイヤーを通し、動かしたい方向に適切な力をかけることで歯を移動させる方法です。

この矯正方法の特徴は、歯の表側にブラケットをつける『表側矯正』と裏側に着ける『裏側矯正(舌側矯正)』の2つの方法があります。

  • 矯正器具を取り外せない
  • 症例の適用範囲が広い
  • 装着による強い痛みがある
  • 『表側矯正』はワイヤーが目立ちやすいこと
  • 硬い食べ物、ねばりの強い食べ物などが制限

表側矯正の場合、矯正期間は1~3年で、費用は60万~100万円(税別)です。

一方、裏側矯正の場合、ほぼ矯正装置が見えないことが特徴です。しかし、表側矯正と比較すると、歯科医師の高い技術が求められるため、費用が高くなります。また、矯正器具を装着すると、話す際に発音しづらいことがあげられます。
裏側矯正は100万~150万円(税別)と少々高くなり、期間は表側矯正と同様に1~3年です。

③手術による矯正

手術による矯正治療は、歯を動かす矯正治療だけでは不十分な場合、顎の骨の形の異常を修正して、日常生活でうまく機能できるようにします。

手術による矯正治療の特徴は、あごの骨に対してまっすぐに歯を並べることができるという点です。

特に、歯が埋まっている骨を示す歯槽骨という骨は噛む力を安定して受けることができるので、歯にとっても骨にとっても負担の少ない治療法ができます。しかし、ここで注意しておきたいのは、手術で顎の骨を形成すると、顔の形も変わることを押さえておきましょう。したがって、上あごの骨を形成すると、鼻から唇にかけての顔の下の方のバランスも変わります。

 手術による矯正の流れとしては、まず、術前に矯正治療を行った後、顎の骨の手術をします。その後、また、矯正治療を行います。期間は、術前後で1年~3年、入院期間は通常10日~2週間程度です。費用は3割負担で、20万~30万円になります。

【状態別】噛み合わせの治療方法まとめ

→上記でまとめた各噛み合わせの状態ごとに、治療方法を整理。出っ歯であればどんな治療が行われるのか(マウスピース矯正なのかワイヤー矯正なのか、それとも手術なのか)、治療を受ける側としてはどんなところに注意したほうがいいのかなどを紹介。

(1)出っ歯(上顎前突)

→可能であれば、各治療法について実例のビフォーアフター(例:すきっ歯の記事のような)を入れていく。すでに記事がある場合はそこへのリンクも入れておく。

hanaravi 出っ歯

(2)叢生(そうせい)

叢生とは、歯並びがでこぼこだったり、ガタガタに生えている状態のことをいい、「乱杭歯」と呼ばれることもあります。

犬歯が大きく飛び出して生える「八重歯」や歯が捻じれて生えている「捻転」も叢生の一つです。

叢生の原因には、顎が小さいことや、顎に対して歯が大きいことや、指しゃぶりや舌を突出する癖などが挙げられます。

(3)すきっ歯(空隙歯列)

 

4.歯並びに関するご相談はhanaraviへ

歯並びが悪い状態を放置しておくと、見た目だけでなく、健康面での不調につながる場合があります。

少しでも気になる場合は、歯科医師に相談してみましょう。

マウスピース矯正のhanaraviでは、初めての方でも安心してご利用できるプランをご用意しています。

hanaravi4つのポイント

無料での相談も受け付けていますので、ぜひご検討ください。